特許
J-GLOBAL ID:200903092780693107

ポリエステル重合触媒およびこれを用いて製造されたポリエステルならびにポリエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 崇生 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-038642
公開番号(公開出願番号):特開2003-171455
出願日: 2002年02月15日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】チタン化合物、アンチモン化合物又はゲルマニウム化合物以外の成分を触媒の主成分とし、触媒の失活もしくは除去することなしに溶融成形時の熱劣化が効果的に抑制されて熱安定性に優れ、異物発生が少なく、また溶融成形品の色調にも優れたポリエステルを与えるポリエステルの重合触媒およびそれを用いて製造したポリエステル、ならびにポリエステル製造方法を提供する。【解決手段】ポリエステルを製造するに際し、アルミニウム化合物を金属成分とした重縮合触媒を用い、得られたポリエステルのカラーと熱安定性のパラメーターが特定の値を示す。
請求項(抜粋):
ポリエステル重合触媒であって、アルミニウムおよびその化合物からなる群より選ばれる1種以上を金属成分として含み、その触媒を用いて重合したポリエチレンテレフタレート(PET)レジンのカラーデルタb値パラメータ(Δb)および熱安定性パラメータ(TS) が下記式(1)および下記式(2)をそれぞれ満たすことを特徴とするポリエステル重合触媒。(1)Δb<2. 5( 上記式中、Δbは所定の触媒を用いて溶融重合した固有粘度IVが0.64〜0.66dl/gのPETレジンチップを用い、色差計を使用して測定したハンターのb値から、三酸化アンチモンを触媒として用いた場合のb値を引いた値を示す。ただし、三酸化アンチモンは生成PET中の酸成分に対してアンチモン原子として0. 05mol%添加する。)(2)TS<0.30(上記式中、TSは溶融重合した固有粘度IVが0.64〜0.66dl/gのPETレジンチップ1gをガラス試験管に入れ130°Cで12時間真空乾燥した後、非流通窒素雰囲気下で300°C、2時間溶融状態に維持した後のIVから、下記計算式を用いて求められる。TS=0.245{[IV]<SB>f</SB> <SP>-1.47</SP> -[IV]<SB>i</SB> <SP>-1.47</SP> }[IV]<SB>i</SB> および[IV]<SB>f</SB> はそれぞれ上記溶融試験前と溶融試験後のIV(dl/g)を指す。)
IPC (2件):
C08G 63/84 ,  C08L 67/02
FI (2件):
C08G 63/84 ,  C08L 67/02
Fターム (19件):
4J002CF061 ,  4J002EE056 ,  4J002EU026 ,  4J002FD096 ,  4J029AA03 ,  4J029AB04 ,  4J029BA03 ,  4J029CB06A ,  4J029JC461 ,  4J029JC591 ,  4J029JF021 ,  4J029JF031 ,  4J029JF041 ,  4J029JF221 ,  4J029JF361 ,  4J029JF471 ,  4J029JF551 ,  4J029JF561 ,  4J029JF571
引用特許:
審査官引用 (7件)
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