特許
J-GLOBAL ID:200903092822765510

窒素酸化物吸蔵触媒の機能低下検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-280551
公開番号(公開出願番号):特開平11-258194
出願日: 1997年10月14日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 NOxセンサによるNOx吸蔵触媒の機能低下の検出を精度よくできるようにする。【解決手段】 希薄空燃比での運転制御が開始されると(S120)、タイマをスタートさせ待機時間Twの経過後に、NOx吸蔵触媒下流の被測定ガスのNOx濃度を表す第2ポンプ電流IP2,及びセンサ温度TH,吸気管負圧Pb,エンジン回転数Neを繰り返し検出する(S130〜S160)。検出値Pb,Neが許容変動幅内にあれば、センサ温度THに基づいて補正された第2ポンプ電流IP2とタイマスタート後に最初に検出された第2ポンプ電流IP2oとの相対値△IP2(=IP2-IP2o)を算出し、この相対値△IP2が固定値Icより大きくなるとタイマを停止させ(S170〜S240)、タイマ値TOが時間しきい値Tthより小さければリフレッシュ要求、大きければ触媒焼き切り要求を出力する(S250〜S270,S200)。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔質の電極で挟んでなる第1酸素ポンピングセル及び酸素濃度測定セルを有し、第1拡散律速層を介して被測定ガス側に連通された第1測定室と、酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔質の電極で挟んでなる第2酸素ポンピングセルを有し、第2拡散律速層を介して前記第1測定室と連通された第2測定室とを備えると共に、前記各セルを所定の活性温度まで加熱するヒータを備えたNOxセンサを、内燃機関の排気管に取り付けられた窒素酸化物吸蔵触媒の下流に配置して、該窒素酸化物吸蔵触媒の機能低下を検出する検出方法であって、前記酸素濃度測定セルの出力電圧が一定値となるように前記第1酸素ポンピングセルに第1ポンプ電流を流して、前記第1測定室内の酸素濃度を一定に制御すると共に、前記第2酸素ポンピングセルに前記第2測定室から酸素を汲み出す方向に一定電圧を印加することにより、被測定ガス中の窒素酸化物濃度に応じて前記第2酸素ポンピングセルに流れる第2ポンプ電流を検出し、燃料に対する酸素の割合の大きい希薄空燃比での内燃機関の運転制御が開始された後に、予め設定された固定値分だけ前記第2ポンプ電流の増加を検出すると、前記窒素酸化物吸蔵触媒の吸蔵能力が低下していると判定することを特徴とする窒素酸化物吸蔵触媒の機能低下検出方法。
IPC (7件):
G01N 27/26 391 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/20 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 368 ,  G01N 27/419 ,  G01N 27/416
FI (7件):
G01N 27/26 391 Z ,  F01N 3/08 A ,  F01N 3/20 C ,  F02D 41/14 310 K ,  F02D 45/00 368 G ,  G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/46 331
引用特許:
出願人引用 (6件)
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