特許
J-GLOBAL ID:200903092843034028
並列計算機における並列プロセススケジューリング方法および並列計算機用処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-281021
公開番号(公開出願番号):特開平9-128351
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 複数のPEを相互に通信可能に接続して構成される並列計算機において、1つのジョブを2以上のPEによりステップ毎に同期させながら並列プロセスとして実行する際に、システムのスループット性能を低下させない協調スケジューリングを実現する。【解決手段】 実行中の並列プロセスが並列同期待ち状態になると、不活性化機能4により当該並列プロセスを不活性化してこの並列プロセスの割付を禁止し、割付機能6により、実行可能な他のジョブのプロセスの割付を行なう。この他のジョブの実行中に条件設定機能5により設定された条件が満たされると、割込み生成機能7により、現在実行中の処理に対する割込み信号を生成し、活性化機能8により、並列同期待ち状態であった並列プロセスを活性化して、この並列プロセスの割付を再開するように構成する。
請求項(抜粋):
個別に処理を実行する複数の処理装置と、これらの複数の処理装置を相互に通信可能に接続する通信網とをそなえ、ある1つのジョブを、該複数の処理装置のうちの2以上の処理装置により、ステップ毎に同期させながら並列プロセスとして実行する並列計算機において、各処理装置が、当該並列プロセスとして今回のステップで割り付けられた処理を完了し、1以上の他処理装置が当該並列プロセスとして今回のステップで割り付けられた処理を完了するのを待つ並列同期待ち状態になった際、当該並列プロセスの並列同期待ち状態になった処理装置では、当該並列プロセスの割付を禁止すべく当該並列プロセスを不活性状態にするとともに、当該並列プロセスの割付を再開する際に満たされるべき条件を設定し、当該処理装置により実行可能な他のジョブが存在する場合には、該他のジョブについてのプロセスの割付を行ない、前記条件が満たされると現在実行中の処理に対する割込み信号を生成して、当該並列プロセスの割付を再開すべく当該並列プロセスを活性状態にすることを特徴とする、並列計算機における並列プロセススケジューリング方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 430
, G06F 9/46 360
FI (2件):
G06F 15/16 430 B
, G06F 9/46 360 B
引用特許:
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