特許
J-GLOBAL ID:200903092977941960
位相差フィルムの製造方法、位相差フィルム、複合偏光板、液晶表示装置、及び偏光板
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮▲崎▼主税
, 目次 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-132340
公開番号(公開出願番号):特開2006-308917
出願日: 2005年04月28日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】 位相差フィルムとして有効に機能する有効幅、すなわち位相差フィルムを取出し得る幅を広くし得る位相差フィルムの製造方法、該製造方法により得られる位相差フィルム、位相差フィルムを用いた複合偏光板及び偏光板、および複合偏光板又は偏光板を用いた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 幅方向に遅相軸が形成されている位相差フィルムの製造方法であって、長尺状の非晶性熱可塑性樹脂フィルムを幅方向に延伸することにより、Nz係数を1.4〜1.7の範囲にする工程と、幅方向に延伸する工程の後、長尺状の非晶性熱可塑性樹脂フィルムを長さ方向に延伸することにより、面内のリターデーションRe値を5nm以下とし、かつ厚み方向のリターデーションRth値を90nm≦Rth≦300nmの範囲とする工程とを備える、位相差フィルムの製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
幅方向と長さ方向とを有する位相差フィルムの製造方法であって、
長尺状の非晶性熱可塑性樹脂フィルムを幅方向に延伸することにより、下記式(1)で示されるNz係数を1.4〜1.7の範囲にする工程と、
前記幅方向に延伸する工程の後、長尺状の非晶性熱可塑性樹脂フィルムを幅方向と略直交する方向である長さ方向に延伸することにより、下記式(2)で示される面内のリターデーションRe値を5nm以下とし、かつ下記式(3)で示される厚み方向のリターデーションRth値を90nm≦Rth≦300nmの範囲とする工程とを備えることを特徴とする、位相差フィルムの製造方法。
Nz=|nx-nz|/|nx-ny|=Rth/Re+0.5・・・(1)
Re=|nx-ny|×d・・・(2)
Rth=|(nx+ny)/2-nz|×d・・・(3)
上記式(1)〜(3)中、nxは非晶性熱可塑性樹脂フィルムの幅方向の屈折率を示し、nyは非晶性熱可塑性樹脂フィルムの長さ方向の屈折率を示し、nzは非晶性熱可塑性樹脂フィルムの厚み方向の屈折率を示し、dは非晶性熱可塑性樹脂フィルムの厚さを示す。
IPC (3件):
G02B 5/30
, B29C 55/14
, G02F 1/133
FI (4件):
G02B5/30
, B29C55/14
, G02F1/1335 510
, G02F1/13363
Fターム (32件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BB03
, 2H049BB42
, 2H049BB48
, 2H049BB62
, 2H049BC03
, 2H049BC14
, 2H049BC22
, 2H091FA08X
, 2H091FA08Z
, 2H091FA11X
, 2H091FA11Z
, 2H091FB02
, 2H091FC09
, 2H091FD06
, 2H091FD24
, 2H091HA09
, 2H091KA02
, 2H091LA12
, 2H091LA19
, 4F210AA12
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR06
, 4F210QA02
, 4F210QA03
, 4F210QC06
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QW15
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
位相差膜の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-149782
出願人:富士写真フイルム株式会社
審査官引用 (2件)
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