特許
J-GLOBAL ID:200903093089252478

変性オルガノポリシロキサンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 愛智 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-117134
公開番号(公開出願番号):特開2003-313298
出願日: 2002年04月19日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 長鎖アルコキシカルボニル基を含む特定の変性基を有する変性オルガノポリシロキサンを効率的に製造することのできる新規な方法を提供すること。【解決手段】 下記一般式(1)で示される変性オルガノポリシロキサンを製造する方法であって、ヒドロシリル基(≡Si-H)を有するヒドロオルガノポリシロキサンと、式:R3 -OCO-(Y)m -CH=CH2 (式中、R3 は、炭素数1〜4のアルキル基を表す。)で示される不飽和カルボン酸エステルとを反応させることにより、式:R3 -OCO-(Y)m -(CH2 )2 -で示される基を有する短鎖アルキル変性オルガノポリシロキサンを得る工程と;当該短鎖アルキル変性オルガノポリシロキサンと、式:Ra -OHで示される長鎖アルコールとを反応させる工程とを含む。【化1】
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で示される変性オルガノポリシロキサンを製造する方法であって、ヒドロシリル基(≡Si-H)を有するヒドロオルガノポリシロキサンと、式:R3 -OCO-(Y)m -CH=CH2 (式中、R3 は、炭素数1〜4のアルキル基を表す。)で示される不飽和カルボン酸エステルとを反応させることにより、式:R3 -OCO-(Y)m -(CH2 )2 -で示される基を有する短鎖アルキル変性オルガノポリシロキサンを得る工程と;当該短鎖アルキル変性オルガノポリシロキサンと、式:Ra -OHで示される長鎖アルコールとを反応させる工程とを含むことを特徴とする変性オルガノポリシロキサンの製造方法。【化1】〔式中、R1 およびR2 は、それぞれ独立して、(a)式:Ra -OCO-(Y)m -(CH2 )2 -(式中、Ra は、炭素数10〜297の長鎖アルキル基またはアラルキル基を示し、Yは、炭素数1〜13のアルキレン基もしくはヘテロ原子を含む炭素数1〜13の2価の有機基を示す。mは0もしくは1である。)で示される炭素数16〜300の基;(b)水素原子、炭素数2〜8のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜14のアラルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、またはヘテロ原子を含む炭素数2〜15の有機基;あるいは(c)メチル基を示し、nは平均で3〜300の数である。但し、R1 およびR2 で示される基のうち、前記(a)の基の個数割合が2〜100%、前記(b)の基の個数割合が0〜98%、前記(c)メチル基の個数割合が0〜98%である。〕
IPC (2件):
C08G 77/38 ,  C07F 7/08
FI (2件):
C08G 77/38 ,  C07F 7/08 Y
Fターム (13件):
4H049VN01 ,  4H049VP09 ,  4H049VP10 ,  4H049VQ79 ,  4H049VR23 ,  4H049VR41 ,  4H049VU16 ,  4J035BA02 ,  4J035CA02U ,  4J035CA10M ,  4J035FB02 ,  4J035FB03 ,  4J035LA02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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