特許
J-GLOBAL ID:200903043650646831

ワックス状オルガノポリシロキサンおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 愛智 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-118678
公開番号(公開出願番号):特開2003-313297
出願日: 2002年04月22日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 従来の変性オルガノポリシロキサンよりシャープな融解特性を有するワックス状オルガノポリシロキサンおよびその製造方法を提供すること。【解決手段】 本発明のワックス状オルガノポリシロキサンは、特定の化学構造を有する変性オルガノポリシロキサンであって、示差走査熱量計により測定される第2の昇温過程での吸熱曲線において、吸熱最大ピーク温度(Tm)が30°C以上であり、かつ、当該吸熱曲線とそのベースラインとにより区画される全ての面積に対する、(Tm-20)°C以下の部分の面積の比率が10%以下である。本発明の製造方法は、オルガノポリシロキサンに長鎖アルキル基を導入(変性)するための化合物を精製処理する工程を含む。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で表される変性オルガノポリシロキサンであって、示差走査熱量計により測定される第2の昇温過程での吸熱曲線において、吸熱最大ピーク温度(Tm)が30°C以上であり、かつ、当該吸熱曲線とそのベースラインとにより区画される全ての面積に対する、(Tm-20)°C以下の部分の面積の比率が10%以下であることを特徴とするワックス状オルガノポリシロキサン。【化1】〔式中、R1 およびR2 は、それぞれ独立して、(a)式:Ra -Z-(Y)m -(式中、Ra は、炭素数15〜299の長鎖アルキル基を示し、-Z-は、-OCO-、-COO-もしくは-CONH-を示し、Yは、炭素数2〜15のアルキレン基もしくはヘテロ原子を含む炭素数2〜15の2価の有機基を示す。mは0もしくは1である。)で示される炭素数16〜300の基;(b)水素原子、炭素数2〜8のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7〜14のアラルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、またはヘテロ原子を含む炭素数2〜15の有機基;あるいは(c)メチル基を示し、nは平均で3〜300の整数を示す。但し、R1 で示される基のうち、前記(a)の基の個数割合が2〜80%、前記(b)の基の個数割合が0〜50%、前記(c)メチル基の個数割合が20〜98%であり、このワックス状オルガノポリシロキサン中の、前記(a)の基の質量割合と、前記(b)の基の質量割合との合計が75%以下である。〕
Fターム (15件):
4J035BA02 ,  4J035CA01M ,  4J035CA022 ,  4J035CA05U ,  4J035CA051 ,  4J035CA062 ,  4J035CA10M ,  4J035CA10U ,  4J035CA101 ,  4J035CA18M ,  4J035CA181 ,  4J035CA19U ,  4J035CA191 ,  4J035FB02 ,  4J035LB20
引用特許:
審査官引用 (15件)
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