特許
J-GLOBAL ID:200903093095269706

積層誘電体フィルタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-127119
公開番号(公開出願番号):特開平7-312504
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 帯状共振電極に直交する帯状パターンを設けることなく、所望の周波数特性を得ることができ、小型な積層誘電体フィルタを提供すること【構成】 積層基板10の高さ方向中心位置に、2本の帯状共振電極11,12を平行に配置する。この帯状共振電極の両端を積層基板の両側面に達するように形成し、その両側面は、それぞれその半分のみアース電極13を形成し、残りはアース未形成部分14とする。帯状共振電極の一端11a,12aは、係るアース未形成部分に露出し、開放端となり、帯状共振電極の他端11b,12bは、係る側面に形成したアース電極に接続され、短絡端となる。そして、積層基板10の長さを共振周波数の1/4波長にすると、帯状共振電極の長さも正確に1/4波長となり、所望の周波数特性が得られる。また、積層基板内には、帯状共振電極のみが存在するので、小型化する。
請求項(抜粋):
複数枚の誘電体シートが積層・接合されて形成される積層基板と、前記複数枚の誘電体シートの所定の接合面に形成された帯状共振電極と、前記積層基板の外周囲の所定位置に形成された、前記帯状共振電極に結合される入出力電極と、前記積層基板の外周囲に前記入出力電極と未接続状態で形成されたアース電極とを備えた誘電体フィルタにおいて、前記帯状共振電極の両端部が前記積層基板の両側面にまで延長形成され、かつ前記帯状共振電極の一端が、前記側面に形成された前記アース電極に接続されて短絡端となり、前記帯状電極の他端が、反対側の側面のアース電極未形成部分に露出されて開放端としてなる積層誘電体フィルタ。
IPC (2件):
H01P 1/205 ,  H01P 11/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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