特許
J-GLOBAL ID:200903093205557575

圧電磁器及びその製造方法、並びに当該圧電磁器を用いた圧電素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-090314
公開番号(公開出願番号):特開2009-242166
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】鉛の含有量が十分に低減されるとともに、圧電特性に十分優れた圧電磁器及び当該圧電磁器を備える圧電素子を提供すること。【解決手段】圧電磁器1は下記一般式(1)で表される主成分と、Cr,Mn,Fe,Co,CuまたはNiを構成元素とする少なくとも一種の副成分とを含有し、主成分に対する副成分の合計の含有量が酸化物に換算して0.05〜1.0質量%である焼結体を備えている。焼結体は、酸素分圧が0.21atm未満の雰囲気中で焼成されたものであり、結晶粒の平均粒径が0.9μm以上である。 a(NaxKyLiz)[Nb(1-α)Taα]O3-bBa[Nb(1-α)Taα)2O6-cABO3・・・・(1)[式中、a,b,c,x,y,z,αは、それぞれ、a+b+c=1、0≦b≦0.01、0≦c≦0.1、0.35≦x≦0.65、0.35≦y≦0.55、0≦z≦0.1、及び0≦α≦0.2を満足する数値であり、ABO3は、前記ペロブスカイト型酸化物を示す。] 【選択図】図1
請求項(抜粋):
下記一般式(1)で表される主成分と、Cr,Mn,Fe,Co,CuまたはNiを構成元素とする少なくとも一種の化合物を含む副成分とを含有し、前記副成分をそれぞれCr2O3,MnO,Fe2O3,CoO,CuO及びNiOに換算したときに、前記主成分に対する前記副成分の含有量が0.05〜1.0質量%である焼結体を備えており、 a(NaxKyLiz)[Nb(1-α)Taα]O3-bBa[Nb(1-α)Taα]2O6-cABO3・・・・(1) [式中、a,b,c,x,y,z,αは、それぞれ、 a+b+c=1、 0≦b≦0.01、 0≦c≦0.1、 0.35≦x≦0.65、 0.35≦y≦0.55、 0≦z≦0.1、及び 0≦α≦0.2を満足する数値であり、 ABO3は、CaTiO3,CaZrO3,SrTiO3,SrZrO3,BaTiO3,及びBaZrO3からなる群より選ばれる少なくとも一つの化合物である。] 前記焼結体は、酸素分圧が0.21atm未満の雰囲気中で焼成されたものであり、 前記焼結体の結晶粒の平均粒径が0.9μm以上である圧電磁器。
IPC (6件):
C04B 35/00 ,  H01L 41/083 ,  H01L 41/187 ,  H01L 41/24 ,  H01L 41/22 ,  H02N 2/00
FI (6件):
C04B35/00 J ,  H01L41/08 S ,  H01L41/18 101J ,  H01L41/22 A ,  H01L41/22 Z ,  H02N2/00
Fターム (21件):
4G030AA02 ,  4G030AA03 ,  4G030AA04 ,  4G030AA08 ,  4G030AA09 ,  4G030AA10 ,  4G030AA16 ,  4G030AA17 ,  4G030AA20 ,  4G030AA21 ,  4G030AA22 ,  4G030AA25 ,  4G030AA27 ,  4G030AA28 ,  4G030AA29 ,  4G030AA31 ,  4G030BA10 ,  4G030CA04 ,  4G030GA09 ,  4G030GA25 ,  4G030GA27
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 化学大辞典5, 19660505, 縮刷版第2刷, 第565頁

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