特許
J-GLOBAL ID:200903093336983499

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-230153
公開番号(公開出願番号):特開2001-055914
出願日: 1999年08月17日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】 ロックピンの摺動時に発生する金属摩耗粉を、羽根部のシール部材外面とハウジング内周面との間への流動を阻止して、該金属摩耗粉による擦過傷の発生を防止、シール性能の低下を防止する。【解決手段】 ハウジング6と相対回転可能な回転部材3を、進角側油室28と遅角側油室29への選択的な油圧の給排により、正逆回転させてタイミングスプロケット1とカムシャフト2との相対回転位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。前記回転部材 の羽根部20側部に設けた膨出部30の中央にロック機構9のピン摺動孔33を貫通形成すると共に、該膨出部 の外周面に切欠部30aを形成して、該切欠部外面とハウジング内周面6aとの間に油溜部31を形成し、この油溜部に金属摩耗粉を捕集するようにした。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回動可能なカムシャフトと、該回転体とカムシャフトのいずれか一方に固定された内部中空状のハウジングと、前記回転体とカムシャフトの他方側に固定されたロータの外周に有する羽根部が前記ハウジングの内部を進角側油室と遅角側油室とに隔成する回転部材と、前記羽根部の外周面に設けられて、前記ハウジングの内周面に摺接しつつ前記両油室間をシールするシール部材と、前記両油室に油圧を選択的に給排して前記回転部材を正逆回転させる油圧回路と、前記回転部材のカムシャフト軸方向に沿って形成されたピン摺動孔内を摺動自在に設けられたロックピンにより、機関運転状態に応じて前記回転体とカムシャフトとの相対回転をロックし、あるいはロックを解除するロック機構とを備えたバルブタイミング制御装置において、前記回転部材のシール部材と周方向へ偏倚した内部所定位置に、前記ピン摺動孔を形成すると共に、前記ロータの中心から前記ピン摺動孔のほぼ中心を通る径方向線上の外周面に、前記進角側油室または遅角側油室に連通する油溜部を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F01L 1/46 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/46 Z ,  F02D 13/02 G
Fターム (40件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016CA02 ,  3G016CA04 ,  3G016CA11 ,  3G016CA12 ,  3G016CA13 ,  3G016CA17 ,  3G016CA21 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA48 ,  3G016CA51 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016DA23 ,  3G016EA10 ,  3G016FA27 ,  3G016GA00 ,  3G016GA04 ,  3G016GA06 ,  3G016GA07 ,  3G016GA08 ,  3G016GA09 ,  3G092AA11 ,  3G092DA10 ,  3G092DF04 ,  3G092DF08 ,  3G092DG02 ,  3G092DG05 ,  3G092EA13 ,  3G092EA15 ,  3G092EA25 ,  3G092EA26 ,  3G092EA28 ,  3G092EA29 ,  3G092FA13
引用特許:
審査官引用 (2件)

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