特許
J-GLOBAL ID:200903046018430261

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206492
公開番号(公開出願番号):特開平11-050819
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 ハウンジング部材側およびベーン部材側の摺動部における摩耗を低減し、駆動軸と従動軸との回転位相差を高精度に制御するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 ベーン9a、9b、9cを相対回動可能に収容する扇状空間部40に面し各シューの内周壁よりも大径のシューハウジング3の大径内周壁41は、ベーン部材側摺動部としての各ベーンの外周壁および後述するシール部材16と摺動するシール部41a、ならびにシール部41aの周方向両側にシール部41aよりも内径が大きく各ベーンの外周壁およびシール部材16と摺動しない大径凹部41bを有している。作動油中の異物、ならびに摺動箇所からかき出された摩耗粉を含む異物は遠心力により径方向外側に向かい大径凹部41bに集められるので、シール部41aおよびベーン部材側摺動部の摩耗を低減し、摺動箇所からの作動油漏れを抑制する。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸と前記従動軸との回転位相差を液圧制御する内燃機関用バルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回転するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲に限り前記ハウジング部材に対して相対回動可能に収容されるベーン部材とを備え、前記収容室に面する前記ハウジング部材の内周壁は、前記ベーン部材側の摺動部と摺動し前記ハウジング部材の内周壁と前記ベーン部材との間をシールするシール部、ならびに前記シール部よりも内径が大きい大径凹部を有することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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