特許
J-GLOBAL ID:200903093369506343

冷却空洞付きピストン耐摩環およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-319584
公開番号(公開出願番号):特開2000-145541
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ピストンリングの冷却効果を高める。製造性および信頼性を向上させる。【解決手段】 金属系焼結材料からなる環状の耐摩環本体33内に、金属製の板材からなる環状の空洞形成材34を圧入して、これらの間に冷却空洞32を形成する。圧入に際しては、耐摩環本体33の内周面の軸方向一側に形成した内向き鍔部35に空洞形成材34の内周接合部37を圧接し、耐摩環本体33の内周面の軸方向他側に空洞形成材34の外周接合部36を圧接する。接合部36,37をプロジェクション溶接するとなおよい。耐摩環本体33および空洞形成材34からなるピストン耐摩環31をピストン本体11に鋳ぐるむ。ピストン耐摩環31に冷却空洞32を形成することにより、この冷却空洞32をピストンリング19,20に近付けることが可能になる。
請求項(抜粋):
ピストン本体に鋳ぐるみにより埋設されピストンリングが組み込まれる冷却空洞付きピストン耐摩環において、金属系焼結材料からなりピストンリングが組み込まれる環状の耐摩環本体内に金属製の板材からなる環状の空洞形成材を圧入して、これらの耐摩環本体と空洞形成材との間に冷却空洞を形成し、前記耐摩環本体の内周面の軸方向一側に環状の内向き鍔部を突出形成し、前記空洞形成材の外周部が前記耐摩環本体の内周面の軸方向他側に圧接するとともに、前記空洞形成材の内周部が前記耐摩環本体の内向き鍔部に圧接した状態で前記耐摩環本体内に空洞形成材を圧入し、前記耐摩環本体と空洞形成材とを溶接してなることを特徴とする冷却空洞付きピストン耐摩環。
IPC (8件):
F02F 3/22 ,  B22D 19/00 ,  B22D 19/08 ,  B22F 5/02 ,  F02F 3/00 ,  F02F 3/00 301 ,  F02F 3/00 302 ,  F16J 9/00
FI (9件):
F02F 3/22 A ,  B22D 19/00 F ,  B22D 19/08 D ,  B22F 5/02 ,  F02F 3/00 N ,  F02F 3/00 G ,  F02F 3/00 301 B ,  F02F 3/00 302 Z ,  F16J 9/00 A
Fターム (17件):
3J044AA09 ,  3J044AA18 ,  3J044BA03 ,  3J044BA04 ,  3J044BA09 ,  3J044BB05 ,  3J044BC01 ,  3J044BC03 ,  3J044BC06 ,  3J044CA06 ,  3J044DA09 ,  3J044EA01 ,  3J044EA10 ,  4K018AA28 ,  4K018HA02 ,  4K018HA04 ,  4K018KA08
引用特許:
審査官引用 (6件)
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