特許
J-GLOBAL ID:200903093377005639
熱硬化性樹脂およびゴムなどのランナーレス成形装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
丹羽 宏之
, 野口 忠夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-330027
公開番号(公開出願番号):特開2004-042662
出願日: 2003年09月22日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】 成形時のキャビティの高温の成形温度がゲートよりの長い離開状態にすることによりランナー部分に伝導しないようにし、かつ均一なランナー温度分布を形成することによりスプルーランナーの材料ロスを皆無とし、かつ二次加工費、産業廃棄物化の軽減を図り、成形性の向上と地球環境への負荷軽減を奏し得るようにした熱硬化性樹脂およびゴムなどのランナーレス成形装置およびその方法の提供。【解決手段】 未硬化、未加硫の低温度状態に維持した注入用ノズル31より供給される流動原料を流通できる移動可能の可動ランナーブッシュ15をキャビティ1のゲート4と通ずる温調ブッシュ13内に摺動自在に配設して加熱処理時、前記可動ランナーブッシュ15とゲート4との距離を離開して断熱空間部Aを形成すると共に前記可動ランナーブッシュ15内にバルブピン18を移動自在に挿通し、流動原料の注出操作に関連して前記バルブピン18で前記ゲート4を開閉できるようにして成ることを特徴とする熱硬化性樹脂およびゴムなどのランナーレス成形装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
未硬化、未加硫の低温度状態に維持した、熱硬化性樹脂またはゴムの原料を注入できる注入用ノズルと、この注入用ノズルとこの注入用ノズルより供給されて原料を未硬化,未加硫の低温状態に保持できる移動可能の可動ランナーブッシュと、この可動ランナーブッシュを保持し、かつ可動自在に配設した筒状の温調ブッシュと、この温調ブッシュ内を移動する前記可動ランナーブッシュの先端に設けた中心孔とゲートを介して連通するキャビティとを備え、さらに前記可動ランナーブッシュ内に縦通させて前記ゲートを開閉するバルブピンを移動自在に設けて成り、キャビティ内に原料が充填された加熱状態時、バルブピンがゲートを閉じ、かつ可動ランナーブッシュがゲートより離れてゲートとの距離を離開した調温ブッシュ内で断熱空間部を形成して、可動ランナーブッシュ内の原料を低温度状態に保持できるようにしたことを特徴とする熱硬化性樹脂およびゴムなどのランナーレス成形装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4F202AA36
, 4F202AA45
, 4F202CA11
, 4F202CK02
, 4F202CK07
引用特許:
出願人引用 (6件)
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実開昭63-141714号公報
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熱硬化性樹脂の射出成形用金型
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-297210
出願人:信越ポリマー株式会社
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ゴム用射出成形装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-093862
出願人:豊田合成株式会社
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審査官引用 (3件)
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