特許
J-GLOBAL ID:200903093384439075

駆動車軸用ハブユニット軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-317078
公開番号(公開出願番号):特開2003-118309
出願日: 2001年10月15日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 騒音低減や損傷防止等を実現した駆動車軸用ハブユニット軸受を提供する。【解決手段】 アウタハウジング53には、ショットピーニング部71が大径部61の外端面に形成されている。ショットピーニングは、遠心力や圧縮空気によって高速で射出されたショット球を素材に衝突させることによりなされ、ショットピーニング部71には微少な凹凸が形成されると共に圧縮残留応力による表面組織の高密度化と硬化とが起こる。大径部61には第2内輪31との当接面にショットピーニング部71が形成されているため、大径部61と第2内輪31との間の摩擦抵抗が増大して相対回動が生じ難くなり、不快な滑り音の発生が抑制される。また、ショットピーニング部71は、その硬度が従来品より遙かに高くなっているため、滑りが生じた場合にもフレッチング摩耗も起こり難くなる。
請求項(抜粋):
懸架要素に固着され、転道体が転接する第1および第2外軌道面が内周側に形成された外輪と、前記外輪の第1外軌道面に対峙する第1内軌道面を外周側に有する第1内輪が外周側に一体または別体に形成され、等速ジョイント要素のドライブ軸部が軸芯に相対回動不能に嵌入され、更に車輪取付用フランジが軸方向外端に形成されたハブと、このハブに形成された第2内輪保持部に外嵌・保持され、前記外輪の第2外軌道面に対峙する第2内軌道面を外周側に有する第2内輪と、前記外輪の第1外軌道面と前記第1内輪の内軌道面との間に介装され、多数個の転動体と保持器とからなる第1転動体列と、前記外輪の第2外軌道面と前記第2内輪の内軌道面との間に介装され、多数個の転動体と保持器とからなる第2転動体列とを備えた駆動車軸用ハブユニット軸受であって、前記等速ジョイント要素が前記第2内輪に当接する大径部を有すると共に、当該大径部と当該第2内輪との少なくとも一方の当接面にショットピーニングが施されたことを特徴とする駆動車軸用ハブユニット軸受。
IPC (4件):
B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/64
FI (4件):
B60B 35/14 U ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/64
Fターム (15件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA51 ,  3J101BA53 ,  3J101BA56 ,  3J101BA57 ,  3J101DA05 ,  3J101DA20 ,  3J101EA78 ,  3J101FA35 ,  3J101GA02 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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