特許
J-GLOBAL ID:200903093452789969

手持ち式工具装置における事故の回避方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276081
公開番号(公開出願番号):特開平10-161701
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 ハンマードリルのような回転式の工具を有する手持ち式工具装置における、工具の焼付きに伴う事故を回避すると共に、使用者にとって許容し得る反動トルクと、回転事故につながる危険反動トルクとの相違をより良好に区別して工具装置における作業安全性を一層向上可能とする。【解決手段】 角加速度センサ(1)等により検出した作動状態に応じて工具(8)に対する駆動モータ(7)からの動力伝達を遮断ユニット(5, 6)により遮断する。センサ出力値を、工具装置の作動状態を特徴づける角変位値に変換し、かつ、演算ユニット(R)により予め設定された判断基準に基づく非線形信号処理を施して事故発生確率と論理結合する。遮断ユニット(5, 6)に比較手段(14)を接続し、演算ユニット(R)により判定された事故発生確率が予め設定可能なしきい値を超えたときに、遮断ユニット(5, 6)を作動させるための信号を発生する。
請求項(抜粋):
ハンマードリルのような回転式の工具(8)を有する手持ち式工具装置における、工具の焼付きに伴う事故を回避するための装置であって、作動状態センサ(1)により検出した作動状態に応じて工具(8)に対する駆動モータ(7)からの動力伝達を遮断するための遮断ユニット(5, 6)を具える事故回避装置において、前記作動状態センサ(1)から出力される計測値を、工具装置の作動状態を特徴づける角変位値に変換し、かつ、予め設定された判断基準に基づく非線形信号処理により事故の発生確率と論理結合するための演算ユニット(R)を具え、前記遮断ユニット(5, 6)に比較手段(14)を接続し、前記演算ユニット(R)により判定された事故発生確率が、予め設定可能なしきい値を超えたときに、前記遮断ユニット(5, 6)を作動させるための信号を前記比較手段(14)により発生することを特徴とする事故回避装置。
IPC (3件):
G05B 9/02 ,  B25D 17/10 ,  H02H 7/085
FI (3件):
G05B 9/02 B ,  B25D 17/10 ,  H02H 7/085 G
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る