特許
J-GLOBAL ID:200903093464307021

圧延装置および圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-055673
公開番号(公開出願番号):特開2001-246403
出願日: 2000年03月01日
公開日(公表日): 2001年09月11日
要約:
【要約】【課題】 精度よく素材の全長にわたって、あるいは素材の一部を圧延することができる圧延装置および圧延方法を提供する。【解決手段】 圧延装置は、回転軸平行に配設された一対のロール1,2と、ロール1,2を間隔調整可能に支持する圧下機構3と、素材をロール1,2間に送る素材送り機構4と、を備えている。圧下機構3は、素材の圧延に要する以上の圧下荷重でロール1,2を相対的に近接させるように駆動する駆動手段5と、駆動手段5によるロール1,2の近接を所定の間隔で阻止する近接阻止手段6とを備えている。近接阻止手段6は、上ロールホルダ15下端面が当接されてその下降を阻止するウエッジストッパ20を備え、ウエッジストッパ20には上ロールホルダ15の下端面に対する当接位置を任意に調整制御するためのウエッジストッパ位置調整アクチュエータ21が連結されている。
請求項(抜粋):
回転軸が平行に配設された一対のロールと、ロールを間隔調整可能に支持する圧下機構と、素材をロール間に送る素材送り機構と、を備えた圧延装置であって、圧下機構は、素材の圧延に要する以上の圧下荷重でロールを近接させるように駆動する駆動手段と、駆動手段によるロールの近接を所定の間隔で阻止する近接阻止手段とを備えたことを特徴とする圧延装置。【請求項2】 回転軸が平行に配設された一対のロールと、ロールを間隔調整可能に支持する圧下機構と、素材をロール間に送る素材送り機構と、を備えた圧延装置であって、圧下機構は、素材を圧延することがないようにロールを開放可能に支持し、且つ、素材の中間位置にロールを圧下させ得る圧下荷重能力を有しており、素材送り機構は、ロールが中間位置に圧下された状態の素材を送るものであることを特徴とする圧延装置。【請求項3】 素材の位置を検出する検出手段と、検出された素材の位置に基づいてロールによる素材の圧延長さを制御する圧延長さ制御機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の圧延装置。【請求項4】 回転軸が平行に配設された一対のロールを所定の間隔で保持し、素材をロール間に送ることにより所定の厚さに圧延する方法であって、素材の圧延に要する以上の圧下荷重でロールを近接させるように駆動すると共に、ロールの近接を所定の間隔で阻止することを特徴とする圧延方法。【請求項5】 回転軸が平行に配設された一対のロールを所定の間隔で保持し、素材をロール間に送ることにより所定の厚さに圧延する方法であって、素材を圧延することがないようにロールを開放した状態で、素材の圧延開始位置がロール間に位置するように素材を送給しロールを近接させて素材の中間位置に圧下させ、この状態を維持しつつ素材をロールの間で送ることを特徴とする圧延方法。【請求項6】 ロールの間で送られる素材の位置を検出し、検出された素材の位置に基づいてロールによる素材の圧延長さを制御することを特徴とする請求項5に記載の圧延方法。
IPC (4件):
B21B 13/02 ,  B21B 31/20 ,  B21B 31/32 ,  B21H 8/00
FI (4件):
B21B 13/02 A ,  B21B 31/20 D ,  B21B 31/32 A ,  B21H 8/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 圧延装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-336790   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特許第6439022号
  • 特許第6439022号
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