特許
J-GLOBAL ID:200903093542216577

光波長安定回路、光送信器および光伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-072834
公開番号(公開出願番号):特開2002-270954
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2002年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高密度波長多重システムに用いられる光送信器において、レーザ素子と波長モニタ部を構成する光スプリッタ、波長フィルタ、受光素子を同一熱電子冷却素子に搭載した場合、光スプリッタ、波長フィルタ、受光素子の各特性の温度依存性によって発生する波長変動を抑制する。【解決手段】 初期状態においてレーザの注入電流の変化に対する出力光信号の波長の変化を波長計でモニタし、波長の変動量を波長補正回路にフィードバックし、初期状態の波長を保つための補正電圧値を求め、その電圧値を記憶素子等に記録する。この補正電圧を比較回路に加算する構成とすることにより、光スプリッタ、波長フィルタ、受光素子の温度変動に対する特性変化は補正され安定した光波長が得られる。光送信器の動作時にはレーザに印加する注入電流値を常にモニタし、電流の変化に対応した補正電圧を比較回路に与えることにより、光波長の安定化を実現する。
請求項(抜粋):
少なくとも、半導体レーザと、光スプリッタと、光波長フィルタと、少なくとも第1及び第2の受光素子とを一つの熱電子冷却素子に搭載したレーザモジュールを具備し、且つ前記半導体レーザ部の出力光を前記光スプリッタによって複数の出力光に分岐し、前記分岐した出力光の内の一方の信号光を前記波長フィルタを介して前記第1の受光素子で受光し、前記分岐した出力光の内の他方の信号光を第2の受光素子で受光する如く配された波長モニタ集積型レーザモジュールに供する光波長安定回路であって、前記第1及び第2の受光素子の電流値を比較する比較回路と、前記比較回路よりの比較信号に基づき前記熱電子冷却素子の温度を制御する温度制御回路と、前記半導体レーザへの注入電力の変動に対する光波長変動量を補正する信号を前記比較回路に伝達する補正回路とを、少なくとも有することを特徴とする光波長安定回路。
IPC (4件):
H01S 5/0687 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/04
FI (2件):
H01S 5/0687 ,  H04B 9/00 S
Fターム (17件):
5F073AB28 ,  5F073BA02 ,  5F073EA03 ,  5F073EA29 ,  5F073FA25 ,  5F073GA02 ,  5F073GA12 ,  5F073GA14 ,  5F073GA19 ,  5K002AA01 ,  5K002BA04 ,  5K002BA13 ,  5K002BA15 ,  5K002CA05 ,  5K002CA11 ,  5K002DA02 ,  5K002FA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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