特許
J-GLOBAL ID:200903093686098552

遊星歯車機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298054
公開番号(公開出願番号):特開平11-132320
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 遊星歯車機構のピニオンとリングギヤとの間に発生する噛み合い振動がブレーキ手段を介してケーシングに伝達されるのを防止する。【解決手段】 リングギヤ支持部材47をインプットシャフト1の外周にボールベアリング49を介して半径方向移動不能に支持する。リングギヤ支持部材47に支持されたリバースブレーキ11のブレーキハブ66は、リングギヤ支持部材47に対して円周方向に相対移動自在であり、コイルばね69によって中央位置に付勢される。リバースブレーキ11を作動させてリングギヤ支持部材47をケーシング32に回転不能に結合したとき、ブレーキハブ66がリングギヤ支持部材47にコイルばね69を介して支持されているので、ピニオン45およびリングギヤ46の噛合部に発生した噛み合い振動がブレーキハブ66を経てケーシング32に伝達されるのが防止され、これにより騒音の軽減が可能となる。
請求項(抜粋):
軸部材(1)と、軸部材(1)と一体に回転するサンギヤ(42)と、軸部材(1)に相対回転自在に支持されたプラネタリキャリヤ(431 ,432 )と、プラネタリキャリヤ(431 ,432 )に回転自在に支持されてサンギヤ(42)に噛合するピニオン(44,45)と、ピニオン(44,45)に噛合するリングギヤ(46)と、リングギヤ(46)を一体に有して軸部材(1)に相対回転自在に支持されたリングギヤ支持部材(47)と、ブレーキハブ(66)に支持した摩擦板(59,60)を介してリングギヤ支持部材(47)をケーシング(32)に回転不能に結合することによりリングギヤ(46)の回転を拘束するブレーキ手段(11)と、を備えた遊星歯車機構において、ブレーキハブ(66)をリングギヤ支持部材(47)に弾性体(69)を介して支持することにより、ブレーキハブ(66)とリングギヤ支持部材(47)との円周方向の相対振動を緩衝することを特徴とする遊星歯車機構。
IPC (3件):
F16H 57/10 ,  F16H 1/28 ,  F16H 57/12
FI (3件):
F16H 57/10 ,  F16H 1/28 ,  F16H 57/12 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平4-165149
  • 遊星歯車装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-331433   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平2-253031
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審査官引用 (6件)
  • 特開平4-165149
  • 遊星歯車装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-331433   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平2-253031
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