特許
J-GLOBAL ID:200903093726619232

冷凍冷蔵装置用冷媒回路の冷媒変更方法及び冷凍冷蔵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小林 久夫 ,  安島 清 ,  佐々木 宗治 ,  大村 昇 ,  高梨 範夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-292165
公開番号(公開出願番号):特開2008-051497
出願日: 2007年11月09日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】従来、冷媒種類の変更のため、既設の冷媒配管中に残溜し、冷凍機油劣化、スラッジ発生や圧縮機故障要因となる塩素化合物、汚れた変更前の冷媒に適合する冷凍機油などの有害物を、複数回の冷媒、冷凍機油の入れ替えで希釈除去していたため、実作業負荷が大で時間がかかるという課題があった。【解決手段】熱源機と負荷機器と配管から構成される冷凍冷蔵装置において、熱源機と負荷機器を変更後の新冷媒対応機に入れ替える一方、冷媒配管は変更前の冷媒で使用していたものを流用するとともに、入れ替え作業の一工程として、入れ替え前の冷媒回路で温度式膨張弁の感温筒を回路から外して回路内に冷媒を循環させる油回収運転を実施する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧縮機と熱源側熱交換器を備える熱源機と、温度式膨張弁と負荷機器側熱交換器とを有し前記温度式膨張弁の開度が前記負荷機器側熱交換器の出口に設けられた感温筒の検知温度に応じて決定される少なくとも1台の負荷機器と、前記熱源機から前記負荷機器へ冷媒を流す液冷媒配管及び前記負荷機器から前記熱源機へ冷媒を流すガス冷媒配管とを備えた冷媒回路を有する冷凍冷蔵装置の作動冷媒種類を変更する方法において、 前記液冷媒配管及び前記ガス冷媒配管は変更前の冷媒で使用していたものを流用するとともに、冷媒変更作業の一工程として、冷媒変更前の冷媒回路で前記感温筒を前記冷媒回路から外し、該感温筒に前記負荷機器の周囲雰囲気温度を検知させて前記負荷機器側熱交換器出口の冷媒状態を気液二相状態となるようにして、前記冷媒回路内に変更前の冷媒を循環させる油回収運転を実施し、その後、 前記熱源機と前記液冷媒配管の間にある配管接続弁を閉じて前記圧縮機を運転し、前記冷媒回路中の変更前の冷媒を前記熱源機内に回収し、該冷媒を回収した前記熱源機を新冷媒対応の熱源機と交換し新冷媒への変更を行うことを特徴とする冷凍冷蔵装置用冷媒回路の冷媒変更方法。
IPC (2件):
F25B 45/00 ,  F25B 5/02
FI (3件):
F25B45/00 H ,  F25B45/00 A ,  F25B5/02 530L
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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