遊技機

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：木村満
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-160748
公開番号（公開出願番号）：特開2006-334039
出願日： 2005年05月31日
公開日（公表日）： 2006年12月14日
要約：

【課題】乱数値の取得を確実且つ安定的に行う。【解決手段】セレクタ172は、分周回路171から入力される分周クロック信号SDがハイレベルのとき、基準クロック信号出力回路170から入力される基準クロック信号S0を第1の出力端子Q1から出力することによりカウント用クロック信号S1を第iのカウンタ173i(i=1,2,3)に供給し、分周クロック信号SDがローレベルのとき、基準クロック信号S0を第2の出力端子Q2から出力することによりラッチ用クロック信号S2を第iのラッチ信号出力回路174iに供給する。これにより、乱数発生回路17は、第iのカウンタ173iによるカウント値Ciの更新タイミングと、第iのラッチ信号出力回路174iによるラッチ信号SLiの出力タイミングと、を異ならせることができる。この結果、パチンコ遊技機は、乱数値の取得を確実且つ安定的に行うことができる。【選択図】図9

請求項（抜粋）：

可変表示の実行条件が成立した後に可変表示の開始条件が成立したことに基づいて、各々が識別可能な複数種類の識別情報を可変表示する可変表示装置を備え、識別情報の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御し、さらに、所定の条件が成立したときには前記特定遊技状態が終了した後に前記特定表示結果となる確率が前記特定遊技状態とは異なる通常遊技状態時よりも高い高確率状態に制御する遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御用CPUを含む遊技制御用マイクロコンピュータと、乱数を発生する乱数発生回路と、前記可変表示の実行条件が成立したことに基づいて、始動信号を前記遊技制御用マイクロコンピュータに出力する始動信号出力手段と、を備え、前記乱数発生回路は、所定の周期の基準クロック信号を出力する基準クロック信号出力手段と、前記基準クロック信号出力手段から出力される基準クロック信号が前記所定の周期毎に所定の態様で変化する複数のタイミングのうちの第1のタイミングにおいて、可変表示の表示結果を前記特定表示結果とするか否かを判定する際に用いられる特定表示結果判定用数値データを更新する特定表示結果判定用数値データ更新手段と、前記始動信号出力手段が前記始動信号を出力したことに基づいて、前記複数のタイミングのうちの前記第1のタイミングとは異なる第2のタイミングにおいて、ラッチ信号を出力するラッチ信号出力手段と、前記ラッチ信号出力手段から出力されるラッチ信号に応答して、前記特定表示結果判定用数値データ更新手段により更新された特定表示結果判定用数値データを乱数値として記憶する乱数値記憶手段と、を含み、前記遊技制御用マイクロコンピュータは、前記始動信号出力手段から始動信号が入力されたことに基づいて、前記乱数値記憶手段から乱数値を読み出す乱数値読出手段と、前記可変表示の開始条件が成立したことに基づいて、前記乱数値読出手段により読み出された乱数値が、所定の特定表示結果用判定値と合致するか否かを判定することにより、前記可変表示における表示結果を前記特定表示結果とするか否かを判定する特定表示結果判定手段と、前記特定遊技状態が終了した後に前記高確率状態に制御するための前記所定の条件を成立させるか否かを判別する際に用いられる高確率判定用数値データを予め設定された初期値から所定の範囲で更新する高確率判定用数値データ更新手段と、前記高確率判定用数値データ更新手段によって更新される高確率判定用数値データを記憶する高確率判定用数値データ記憶手段と、前記高確率判定用数値データ記憶手段により記憶されている前記高確率判定用数値データを抽出する高確率判定用数値データ抽出手段と、前記高確率判定用数値データ抽出手段により抽出された高確率判定用数値データの示す値が所定の高確率判定値と合致したときに、前記所定の条件が成立したと判定する高確率判定手段と、前記高確率判定手段によって前記所定の条件が成立した旨の判定がなされたとき、前記特定遊技状態が終了した後に、前記高確率状態に制御する高確率状態制御手段と、前記初期値を決定するために用いられる初期値変更用数値データを所定の範囲で更新する初期値変更用数値データ更新手段と、前記初期値変更用数値データ更新手段によって更新される初期値変更用数値データを記憶する初期値変更用数値データ記憶手段と、前記高確率判定用数値データ更新手段による更新により高確率判定用数値データの示す値が1巡したか否かを判定する1巡判定手段と、前記1巡判定手段により高確率判定用数値データの示す値が1巡した旨の判定がなされたとき、前記初期値変更用数値データ記憶手段により記憶されている初期値変更用数値データを抽出する初期値変更用数値データ抽出手段と、前記初期値変更用数値データ抽出手段により抽出された初期値変更用数値データを前記初期値として設定する初期値設定手段と、を含み、前記高確率判定用数値データ更新手段は、前記初期値設定手段により設定された初期値から前記高確率判定用数値データを更新する、ことを特徴とする遊技機。

IPC (1件)：

A63F 7/02

FI (1件)：

A63F7/02 315Z

Fターム (1件)：

2C088AA33

引用特許：

出願人引用 (2件)

遊技機の乱数生成構造
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-271123 出願人：サミー工業株式会社
弾球遊技機
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-104635 出願人：サミー株式会社

審査官引用 (6件)

遊技機
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-237040 出願人：株式会社三共
遊技機
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-014967 出願人：株式会社三共
弾球遊技機
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-104635 出願人：サミー株式会社

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