特許
J-GLOBAL ID:200903093816308490

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-279242
公開番号(公開出願番号):特開2009-108884
出願日: 2007年10月26日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】 油圧緩衝器において、体積補償流路を簡易に形成し、ごみ詰りを簡易に回避すること。【解決手段】 ピストン支持部材23が作動油室21から退出する伸側行程で作動油室21の油を油溜室22へ流す体積補償流路64と、伸側行程で作動油室21から油溜室22への流れを阻止するチェック弁60とを有してなる油圧緩衝器10において、前記チェック弁60が隔壁部材19に設けたバルブシート61Aに対して接離するように構成され、チェック弁60とバルブシート61Aの互いに接離する面の少なくとも一方に溝状の体積補償流路64を形成してなるもの。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
車体側のアウタチューブ内に車軸側のインナチューブを摺動自在に挿入し、 前記インナチューブに隔壁部材を設け、該隔壁部材の隔壁部の下部の該インナチューブの内部に作動油室を、上部に油溜室を区画し、 前記アウタチューブ側に取付けたピストン支持部材を、前記隔壁部材の隔壁部を貫通して前記作動油室内に挿入し、該ピストン支持部材の先端部に前記作動油室内を摺動するピストンを設け、 前記アウタチューブの内周とインナチューブの外周との間に環状の油室を区画し、この環状の油室をインナチューブに設けた油孔を介して前記作動油室に連通し、 前記環状の油室の断面積を前記ピストン支持部材の断面積より大きく形成し、 前記ピストン支持部材が前記作動油室から退出する伸側行程で該作動油室の油を前記油溜室へ流す体積補償流路と、該伸側行程で該作動油室から該油溜室への流れを阻止するチェック弁とを有してなる油圧緩衝器において、 前記チェック弁が隔壁部材に設けたバルブシートに対して接離するように構成され、チェック弁とバルブシートの互いに接離する面の少なくとも一方に溝状の体積補償流路を形成してなることを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/34 ,  F16F 9/32 ,  F16K 15/06
FI (3件):
F16F9/34 ,  F16F9/32 J ,  F16K15/06
Fターム (9件):
3H058AA05 ,  3H058BB33 ,  3H058CA02 ,  3H058CD06 ,  3H058EE03 ,  3H058EE18 ,  3J069AA46 ,  3J069CC10 ,  3J069EE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両用の油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-071008   出願人:株式会社ショーワ
審査官引用 (3件)

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