特許
J-GLOBAL ID:200903093824917632

細胞分別処理機能を有するフローサイトメータ、および生細胞分別処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-292561
公開番号(公開出願番号):特開2008-104432
出願日: 2006年10月27日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】目的とする生細胞には一切の損傷を与えることなく、大量の生細胞が含まれる生細胞群から、短時間かつ高精度に、不要生細胞を分別して処理することを可能とする、生細胞分別処理機能を有するフローサイトメータを提供することを目的とする。【解決手段】生細胞群を含むサンプル液流に測定用レーザ光を照射し、測定用レーザ光の照射を受けて、サンプル液流の各生細胞それぞれから発する、散乱光および蛍光の少なくともいずれか一方の光情報それぞれを取得し、取得された光情報に基づき、各光情報に対応する生細胞が、不要生細胞または目的生細胞のいずれであるかをそれぞれ判別し、判別結果に応じて、サンプル液中の生細胞群のうち不要生細胞と判別された生細胞に対してのみフェムト秒レーザ光を照射し、不要生細胞に損傷を与えて死細胞とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
細胞分別処理機能を有するフローサイトメータであって、 複数の不要生細胞と複数の目的生細胞とが混合してなる生細胞群を含むサンプル液の流れを形成するサンプル液流形成手段と、 前記サンプル液流に測定用レーザ光を照射するレーザ光照射手段と、 前記測定用レーザ光の照射を受けて、前記サンプル液流の各生細胞それぞれから発する、散乱光および蛍光の少なくともいずれか一方の光情報それぞれを取得する光情報取得手段と、 前記光情報取得手段によって取得された光情報に基づき、各光情報に対応する前記生細胞が、前記不要生細胞または前記目的生細胞のいずれであるか、をそれぞれ判別する生細胞判別手段と、 前記生細胞判別手段における判別結果に応じて、前記サンプル液中の前記生細胞群のうち前記不要生細胞と判別された生細胞に対してのみフェムト秒レーザ光を照射し、前記不要生細胞に損傷を与えて死細胞とするフェムト秒レーザ光照射手段と、 を有することを特徴とする細胞分別処理機能を有するフローサイトメータ。
IPC (4件):
C12M 1/34 ,  C12M 1/42 ,  C12N 5/06 ,  G01N 15/14
FI (5件):
C12M1/34 A ,  C12M1/42 ,  C12N5/00 E ,  G01N15/14 C ,  G01N15/14 D
Fターム (10件):
4B029AA07 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029FA01 ,  4B065AA90X ,  4B065BA21 ,  4B065BD13 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46
引用特許:
審査官引用 (4件)
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