特許
J-GLOBAL ID:200903093844575061

ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-290488
公開番号(公開出願番号):特開2003-095085
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【解決手段】 通常ブレーキ作動時は、リアクションディスク12からのブレーキ反力は、アウタープランジャ17とインナープランジャ18を介して弁プランジャ15に伝達される。緊急ブレーキ作動時には、弁プランジャ15がバルブボディ3に対して所定ストローク前進すると、筒状部材24がバルブボディ3に対して後退し、その後のサーボバランス状態では、筒状部材24が後退した分だけ弁プランジャ15は後退し、アウタープランジャ17がホルダ13に当接し、リアクションディスクからのブレーキ反力は、インナープランジャ18のみを介して弁プランジャ15に伝達されるので、倍力比を通常ブレーキ作動時より大きくすることができるとともにジャンピング量を大きくすることができる。【効果】 ブレーキペダルの急激な踏み込み作動に即応してブレーキ倍力装置1の出力を迅速に増大させることができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けたバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、上記シェル内における上記パワーピストンのフロント側に形成した定圧室およびリヤ側に形成した変圧室と、上記バルブボディの内部に設けられて上記変圧室への流体の給俳を切り換え制御する弁機構と、この弁機構を作動させる入力軸と、出力軸に作用するブレーキ反力を上記弁機構を介して上記入力軸に伝達する反力伝達機構とを備え、上記弁機構は、上記入力軸に接続されて大気弁座を有する弁プランジャと、上記バルブボディに設けた第1真空弁座と、上記大気弁座と第1真空弁座に着座可能な弁体とを備えたブレーキ倍力装置において、上記バルブボディに筒状部材を摺動自在に設けて、この筒状部材に上記第1真空弁座に対して並列に第2真空弁座を形成し、非作動時に上記筒状部材を上記バルブボディに対して最も前進した位置に保持する非作動位置保持機構を設け、また、上記入力軸が非作動位置から上記バルブボディに対して所定ストローク前進したときに、上記非作動位置保持機構による保持状態を解除して上記筒状部材を上記バルブボディに対して後退させて、上記第2真空弁座を上記弁体に着座させる作動機構を設け、さらに、上記反力伝達機構は、上記筒状部材が上記バルブボディに対して最も前進した位置にある通常ブレーキ作動時には、倍力比が小さい第1反力伝達経路を介してブレーキ反力を上記弁プランジャに伝達し、他方、上記筒状部材がバルブボディに対して所定ストローク後退した位置にある緊急ブレーキ作動時には、倍力比が大きい第2反力伝達経路を介してブレーキ反力を上記弁プランジャに伝達するように構成されていることを特徴とするブレーキ倍力装置。
Fターム (8件):
3D048BB21 ,  3D048BB37 ,  3D048CC26 ,  3D048EE10 ,  3D048EE15 ,  3D048EE16 ,  3D048NN04 ,  3D048QQ08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 負圧式倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-212254   出願人:アイシン精機株式会社
  • 倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-217823   出願人:自動車機器株式会社

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