特許
J-GLOBAL ID:200903093862407702

酸化物超電導線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280934
公開番号(公開出願番号):特開平9-129053
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 酸化物超電導線材の膨れ防止を図ることのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。【解決手段】 酸化物超電導体の原料となる仮焼粉末が充填されたシース材を、部分溶融温度まで加熱して徐冷することにより結晶化させる酸化物超電導線材の製造方法において、真空中で昇温することにより上記シース材内部の脱ガス処理を行い、その後部分溶融融温度までの加熱を富酸素雰囲気中で行うことを特徴とする。酸化物超電導体がBi-2212酸化物超電導体である場合には、真空中での昇温における到達温度を750°C以下で可及的に高い温度とすることが推奨される。更に、富酸素雰囲気中での加熱に際し、780〜840°Cの温度範囲の保持を行うことにより前記シース材からの二酸化炭素ガスの除去を促進することができ、その後、780〜840°Cの温度範囲から部分溶融温度までを、富酸素雰囲気中で徐々に昇温することにより、酸素ガスの除去を行うことができる。
請求項(抜粋):
酸化物超電導体の原料となる仮焼粉末が充填されたシース材を、部分溶融温度まで加熱して徐冷することにより結晶化させる酸化物超電導線材の製造方法において、真空中で昇温することにより上記シース材内部の脱ガス処理を行い、その後部分溶融融温度までの加熱を富酸素雰囲気中で行うことを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。
IPC (4件):
H01B 13/00 565 ,  C01G 1/00 ,  C01G 29/00 ZAA ,  H01B 12/04 ZAA
FI (4件):
H01B 13/00 565 D ,  C01G 1/00 S ,  C01G 29/00 ZAA ,  H01B 12/04 ZAA
引用特許:
審査官引用 (3件)

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