特許
J-GLOBAL ID:200903093882821319

昇圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 強 ,  小川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-034906
公開番号(公開出願番号):特開2005-229693
出願日: 2004年02月12日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】出力電圧に比例する帰還電圧に重畳してくるリプル電圧を効果的に除去すると共に、入力電源電圧が低下した場合に速やかに昇圧動作が開始されるようにする。【解決手段】入力電源電圧(Vba)が正常状態の場合には、その値に等しい電圧を出力電圧(Vpp)として出力する。出力電圧が低下した場合には、その出力電圧を分圧した帰還電圧(V1)をローパスフィルタ(5a)を通した後、PWM変調して帰還電圧が低下するに従ってパルス幅が増すパルス電圧(V4)を生成する。パルス幅が広くなる程昇圧能力が強くなるように入力電源電圧を入力とするDC/DC変換器(2)を動作させる。ローパスフィルタを抵抗回路網(8)とコンデンサ(C2)で構成し、パルス電圧が出力されていない期間は抵抗回路網の抵抗値は小さく、出力されている期間は大きくなるように切り換える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力電源電圧(Vba)が正常時には該入力電源電圧にほぼ等しい電圧を出力し、入力電源電圧が正常値を外れて低下した場合には低下した入力電源電圧を昇圧して正常範囲に入る準安定化した直流出力電圧(Vpp)を出力する昇圧回路であって、 前記入力電源電圧を印加する入力端子(N1)と直流出力電圧(Vpp)を取り出す出力端子(N2)との間にアノードを入力端子側にして接続した第1のダイオード(D1)と、 該第1のダイオードに並列接続した昇圧型のDC/DC変換器(2)と、 前記直流出力電圧を分圧する分圧回路(3)と、 該分圧回路で分圧した帰還電圧(V1)を増幅する非反転増幅器(4)と、 該非反転増幅器の出力電圧(V2)を入力とし高周波成分を除去した出力電圧(V3)を前記DC/DC変換器に出力するローパスフィルタ(5a)とを備えて構成し、 前記DC/DC変換器(2)は、一端を前記入力端子に接続したリアクトル(L1)と、該リアクトルの他端と前記出力端子間にアノードをリアクトル側にして接続した第2のダイオード(D2)と、該第2のダイオードのカソードと接地電位(GND)との間に接続した第1のコンデンサ(C1)と、該第2のダイオードのアノードと接地電位間に接続したスイッチング用のトランジスタ(Q1)と、前記ローパスフィルタの出力電圧(V3)が所定値電圧(Vs)より低下した場合に該出力電圧と所定値電圧との差に比例するパルス幅で所定周波数のPWM変調されたパルス電圧(V4)を出力するPWM変換回路(6)とを備え、該パルス電圧のパルス幅期間中のみ前記トランジスタが導通するように構成し、 前記ローパスフィルタは、前記非反転増幅器の出力端子(N3)と前記DC/DC変換器の入力端子(N4)間に接続した抵抗回路網(8)と、該DC/DC変換器の入力端子と接地電位との間に接続した第2のコンデンサ(C2)とを備え、該抵抗回路網は前記入力電源電圧が正常状態の場合には前記非反転増幅器の出力端子(N3)と前記DC/DC変換器の入力端子(N4)との間の抵抗値が低くなるように回路を切り換え、前記電源電圧が正常状態を外れ且つ前記パルス電圧(V4)が出力し始めた場合には該抵抗値が高くなるように回路を切り換え、前記入力電源電圧(Vba)が正常状態に戻った場合には元の低い抵抗値に再び回路を切り換えるように構成したことを特徴とする昇圧回路。
IPC (1件):
H02M3/155
FI (1件):
H02M3/155 F
Fターム (8件):
5H730AA04 ,  5H730AS01 ,  5H730BB14 ,  5H730DD04 ,  5H730EE02 ,  5H730FD03 ,  5H730FD13 ,  5H730FG05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 半導体昇圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-265893   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (5件)
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-170458   出願人:三菱電機株式会社
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-322369   出願人:ダイヤセミコンシステムズ株式会社
  • 自動車用電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-041883   出願人:株式会社デンソー
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