特許
J-GLOBAL ID:200903093940080057

量子化出力の情報量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171757
公開番号(公開出願番号):特開平8-018962
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ブロック毎に生じた量子化ビット数の必要伝送データ量を低減する量子化器の出力データ量を目標値以下に抑える。【構成】 テーブル34a〜34dには、所定期間において、量子化ビット数が1,2,3,4ビットのそれぞれのブロックの発生する度数が登録され、そして、この度数分布表がブロックのダイナミックレンジDRおよびサブブロックのダイナミックレンジdrの軸に沿って積算され、積算形の度数分布表に変換されている。量子化ビット数を決定するためのしきい値T0、T1〜T4が積算形の度数分布表に適用され、各量子化ビット数の発生データ量が求められる。加算回路43からは、所定期間の発生データ量の総計Iが出力され、これが比較判定回路44において、目標値Itと比較される。I≦Itとなるまで、順にしきい値T0、T1〜T4が変更される。そして、I≦Itとするしきい値が決定されると、そのときのしきい値T0、T1〜T4によって所定期間内データの量子化がなされる。
請求項(抜粋):
ブロック毎の第1のダイナミックレンジと複数の第1のしきい値との大小関係に基づいて選択されるブロック毎の第1の量子化ビット数によって、そのブロック内のディジタル信号を量子化する時に、上記ブロックを分割してなる領域毎に量子化結果のアクティビィティーと第2のしきい値とを比較し、上記アクティビィティーが上記第2のしきい値より小さい上記領域の量子化結果を一つの代表コードに変換し、変換を行なったかどうかを指示する第1のフラグを発生する、第1の量子化器と、必要な第2の量子化ビット数を上記領域毎の第2のダイナミックレンジに基づいて決定し、上記領域毎に伝送量子化ビット数を上記第2の量子化ビット数へ変更し、上記第2の量子化ビット数を指示する第2のフラグを発生する、第2の量子化器と、所定期間の上記第1および第2のダイナミックレンジの発生度数の分布が登録されると共に、上記第2のダイナミックレンジの発生度数の登録が上記第2の量子化ビット数による重み付けがなされたテーブルを、上記第1の量子化ビット数と対応してそれぞれ作成する手段と、発生情報量を目標値以下にすることができる上記第1および第2のしきい値を上記テーブルを参照して決定する手段とからなる量子化出力の情報量制御装置。
IPC (3件):
H04N 7/24 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41
引用特許:
審査官引用 (4件)
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