特許
J-GLOBAL ID：200903094008482853
遊技機
出願人/特許権者：
代理人 (4件)： 岩壁 冬樹 , 塩川 誠人 , 川村 武 , 眞野 修二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-103254
公開番号（公開出願番号）：特開2006-280545
出願日： 2005年03月31日
公開日（公表日）： 2006年10月19日
要約：
【課題】 電力供給再開時のコマンド送受に関わる制御負担を軽減し、一方の特別図柄表示器の表示結果が他方の表示態様にて予測可能となることを防止する。【解決手段】 電力供給が復旧すると、遊技制御用マイクロコンピュータは、停電復旧コマンドと、デモ表示コマンドとを送信する。デモ表示コマンドは、可変表示中であれば変動時間が経過したときに送信する。演出制御用マイクロコンピュータは、停電復旧コマンドに応じて停電復旧中画面を表示し、デモ表示コマンドに応じて初期出目表示を行ったあとデモ画面を表示する。また、第1特別図柄変動処理において、遊技制御用マイクロコンピュータは、第2大当り実行中フラグがセットされていれば、変動時間の計測を中断させるために計測実行フラグをリセットする。その後、第2大当り実行中フラグがリセットされていることを確認したら、変動時間の計測を再開させるために計測実行フラグをセットする。【選択図】 図47
請求項（抜粋）：
あらかじめ定められている可変表示の実行条件が成立した後、可変表示の開始条件の成立にもとづいて複数種類の識別情報の可変表示を開始し、表示結果を導出表示する第1の可変表示装置および第2の可変表示装置を備え、前記第1の可変表示装置または前記第2の可変表示装置のいずれかに特定表示結果が導出表示されたことにもとづいて遊技者にとって有利な特定遊技状態に移行させる遊技機であって、
遊技の進行を制御し、前記第1の可変表示装置および前記第2の可変表示装置を制御させるためのコマンドを送信する遊技制御手段と、
前記コマンドを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段が受信したコマンドにもとづいて、前記識別情報を可変表示させるために前記第1の可変表示装置を制御する第1表示制御手段と、
前記コマンド受信手段が受信したコマンドにもとづいて、前記識別情報を可変表示させるために前記第2の可変表示装置を制御する第2表示制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、
遊技機への電力供給が停止した後も所定期間は記憶内容を保持可能なバックアップ記憶手段と、
該バックアップ記憶手段に含まれ、可変表示の実行条件は成立したが未だ可変表示の開始条件が成立していない可変表示の保留データを記憶する保留記憶手段と、
前記第1の可変表示装置および前記第2の可変表示装置の表示結果をその導出表示以前に決定する事前判定手段と、
該事前判定手段による判定結果にもとづいて、前記第1の可変表示装置および前記第2の可変表示装置における前記識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段と、
前記第1の可変表示装置における識別情報の可変表示時間を計測する可変表示時間計測手段と、
前記可変表示時間計測手段により計測された可変表示時間が前記可変表示時間決定手段により決定された可変表示時間になったか否かを判定する可変表示時間判定手段と、
前記第1表示制御手段による前記第1の可変表示装置での識別情報の可変表示の実行中に、前記第2表示制御手段によって前記第2の可変表示装置にて特定表示結果が導出表示されたときに、前記可変表示時間計測手段による可変表示時間の計測を中断させる可変表示時間計測中断手段と、
前記可変表示時間計測中断手段によって可変表示時間の計測が中断されているときに、前記第2の可変表示装置にて導出表示された特定表示結果にもとづく特定遊技状態が終了したことを条件に、前記可変表示時間計測手段による可変表示時間の計測を再開させる可変表示時間計測再開手段と、
可変表示の開始条件が成立したときに前記可変表示時間決定手段によって決定された可変表示時間を指定する可変表示時間指定コマンドと前記事前判定手段によって決定された表示結果を指定する表示結果指定コマンドとを前記コマンドとして送信するコマンド送信手段と、を有し、
前記第1表示制御手段は、前記コマンド受信手段が前記第1の可変表示装置用の可変表示時間指定コマンドを受信したことにもとづいて前記第1の可変表示装置にて識別情報の可変表示を開始し、前記可変表示時間指定コマンドが示す可変表示時間が経過したことにもとづいて、表示結果指定コマンドが示す表示結果を前記第1の可変表示装置に導出表示する第1表示制御実行手段を有し、
前記第2表示制御手段は、前記コマンド受信手段が前記第2の可変表示装置用の可変表示時間指定コマンドを受信したことにもとづいて前記第2の可変表示装置にて識別情報の可変表示を開始し、前記可変表示時間指定コマンドが示す可変表示時間が経過したことにもとづいて、表示結果指定コマンドが示す表示結果を前記第2の可変表示装置に導出表示する第2表示制御実行手段を有し、
前記コマンド送信手段は、
前記第1の可変表示装置にて識別情報の可変表示が実行されており前記第2の可変表示装置では識別情報の可変表示が実行されていないときに遊技機への電力供給が停止し、その後に遊技機への電力供給が開始されたときには、所定の復旧条件が成立したことにもとづいて、前記第1の可変表示装置に電力供給が停止されたときの状態に復旧することを表示させるための第1復旧コマンドと、電力供給が停止するときに実行されていた可変表示の表示結果を指定する表示結果指定コマンドと、前記第2の可変表示装置に電力供給が停止されたときの状態に復旧することを表示させるための第2復旧コマンドとを送信し、
電力供給が開始された後、前記可変表示時間判定手段により前記第1の可変表示装置において前記可変表示時間決定手段により決定された可変表示時間が経過した旨の判定がなされ、前記保留記憶手段に保留データが記憶されていないときに、所定期間に亘って可変表示の実行条件が成立しないときに表示されるデモンストレーション表示を前記第1の可変表示装置に表示させるための第1デモンストレーション表示指定コマンドを送信し、
電力供給が開始され前記第2復旧コマンドを送信した後、前記保留記憶手段に保留データが記憶されていないときに、前記デモンストレーション表示を前記第2の可変表示装置に表示させるための第2デモンストレーション表示指定コマンドを送信し、
前記第1表示制御実行手段は、
前記コマンド受信手段が前記第1復旧コマンドを受信したときに、前記第1の可変表示装置に電力供給が停止されたときの状態に復旧する旨の復旧表示を行う第1復旧表示実行手段と、
前記コマンド受信手段が前記第1デモンストレーション表示指定コマンドを受信したときに、前記表示結果指定コマンドが特定表示結果を示すものでなければ、前記第1の可変表示装置にあらかじめ定められた第1初期表示を行う第1初期表示実行手段と、
前記コマンド受信手段が前記第1デモンストレーション表示指定コマンドを受信したときからの経過時間を計測する第1経過時間計測手段と、
前記第1経過時間計測手段により計測された時間が所定時間を経過したか否かを判定する第1経過判定手段と、
前記第1経過判定手段により所定時間が経過したと判定されたときに、第1デモンストレーション表示を行う第1デモンストレーション表示実行手段とを有し、
前記第2表示制御実行手段は、
前記コマンド受信手段が前記第2復旧コマンドを受信したときに、前記第2の可変表示装置に前記復旧表示を行う第2復旧表示実行手段と、
電力供給が開始され前記コマンド受信手段が前記第2デモンストレーション表示指定コマンドを受信したときに、前記第2の可変表示装置にあらかじめ定められた第2初期表示を行う第2初期表示実行手段と、
前記コマンド受信手段が前記第2デモンストレーション表示指定コマンドを受信したときからの経過時間を計測する第2経過時間計測手段と、
前記第2経過時間計測手段により計測された時間が所定時間を経過したか否かを判定する第2経過判定手段と、
前記第2経過判定手段により所定時間が経過したと判定されたときに、第2デモンストレーション表示を行う第2デモンストレーション表示実行手段とを有する
ことを特徴とする遊技機。
IPC (1件)：
FI (3件)：
Fターム (6件)：
引用特許：
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