特許
J-GLOBAL ID:200903094093797302

複数項目及び総含有量の同時分析可能なイムノクロマトグラフ法及びイムノクロマトグラフ用ストリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-143548
公開番号(公開出願番号):特開2002-340897
出願日: 2001年05月14日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 個別測定対象物質及び総量測定対象物質を含む可能性のある被検試料について、個別測定対象物質の含有量及び総量測定対象物質の総含有量を、定量的に、しかも、被検試料を分割することなく、簡便且つ短時間に測定可能なイムノクロマトグラフ法及びイムノクロマトグラフ用ストリップを提供する。【解決手段】 前記イムノクロマトグラフ法では、各特定免疫反応性物質と固定化共通免疫反応性物質とが、固定化共通免疫反応性物質が展開方向に関して最も下流側に位置するように固定化された支持体上で展開させ、しかも、標識化共通免疫反応性物質が、標識化共通免疫反応性物質の1単位のみを含む個々の標識化共通免疫反応性物質から実質的になる。前記ストリップは、被検試料添加領域、標識化共通免疫反応性物質保持領域、並びに特定免疫反応性物質及び固定化共通免疫反応性物質固定化領域を含む。
請求項(抜粋):
個別の含有量を測定すべき個別測定対象物質1つ以上と、全ての個別測定対象物質に共通する特定の性質を有し、しかも、その含有量を測定すべき総量測定対象物質とを含む可能性のある被検試料について、前記個別測定対象物質1つ以上の含有量と、前記総量測定対象物質の総含有量とを測定するイムノクロマトグラフ法において、(1)前記総量測定対象物質の全てと結合することができ、しかも、標識物質で標識化された第1の共通免疫反応性物質と、前記被検試料とを、前記個別測定対象物質のいずれか1つとのみ、それぞれ特異的に結合することができる特定免疫反応性物質1つ以上と、前記総量測定対象物質の全てと結合することができる第2の共通免疫反応性物質とが、互いに隔離した状態で、しかも、前記の第2共通免疫反応性物質が展開方向に関して最も下流側に位置するように、固定化された支持体上で、展開させ、前記支持体上に固定化された前記の固定化特定免疫反応性物質及び固定化第2共通免疫反応性物質と接触させる工程;及び(2)前記の固定化特定免疫反応性物質又は固定化第2共通免疫反応性物質と、それに結合した測定対象物質と、更にそれに結合した標識化第1共通免疫反応性物質との3者からなる各免疫複合体に由来する標識の信号を、それぞれ分析する工程を含み、使用する標識化第1共通免疫反応性物質が、それぞれ、第1共通免疫反応性物質の1単位のみを含む個々の標識化共通免疫反応性物質から実質的になることを特徴とする、イムノクロマトグラフ法。
IPC (2件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/53
FI (2件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/53 N
引用特許:
審査官引用 (4件)
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