特許
J-GLOBAL ID:200903094094306094

測位装置及び測位方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-072299
公開番号(公開出願番号):特開2007-248271
出願日: 2006年03月16日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】電波航法により絶対位置、絶対速度を得ることができない場合、或いは、電波航法による測位精度が低い場合でも、自律航法における測定誤差を的確に推測する。【解決手段】電波を受信している衛星の数や配置等に基づいて、電波航法で得られる絶対測位情報が高信頼度であるかを判定し(ステップS2)、高信頼度であるときには、電波航法による絶対測位情報を利用して、自律航法による測位結果の測定誤差を推定する(ステップS4)。電波航法による絶対測位情報が高信頼度でない場合は、捕捉衛星の中から受信パワーや仰角がしきい値よりも大きい高信頼度衛星を選択し(ステップS5)、この高信頼度衛星との間の擬似距離及びドップラ周波数を算出しこれを利用して、自律航法による測位結果の測定誤差を推定する(ステップS6)。そして推定した測定誤差を用いて自律航法による測位結果を補正し、測位装置10本体の測定位置を得る。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の衛星からの衛星電波を用いて電波航法により測位を行い、受信機の絶対位置及び絶対速度を含む絶対測位情報を得る電波航法測位手段と、 衛星電波の受信パワー及びその衛星の仰角に基づいて高信頼度衛星を選択する高信頼度衛星選択手段と、 当該高信頼度衛星選択手段で選択された高信頼度衛星からの衛星電波を用いて前記受信機と前記高信頼度衛星との間の擬似距離及び前記高信頼度衛星のドップラ周波数を測定する相対関係観測手段と、 自律航法により前記受信機の測位を行う自律航法測位手段と、 前記電波航法測位手段で得た前記絶対測位情報及び前記相対関係観測手段で測定した相対関係観測値を用いて前記自律航法測位手段の測位情報の測定誤差を推定する測定誤差推定手段と、 当該測定誤差推定手段で推定した測定誤差を用いて前記自律航法測位手段の測位情報を補正して前記受信機の測定位置を得る補正手段と、を備えた測位装置であって、 前記測定誤差推定手段は、前記受信機の測位状況に基づいて前記絶対測位情報が高信頼度であるかどうかを判定する高信頼度判定手段と、 当該高信頼度判定手段で前記絶対測位情報が高信頼度であると判定されるとき、前記絶対測位情報を用いて前記測定誤差を推定する第1の測定誤差推定手段と、 前記高信頼度判定手段で前記絶対測位情報が高信頼度ではないと判定されるとき、前記相対関係観測値を用いて前記測定誤差を推定する第2の測定誤差推定手段と、を備えることを特徴とする測位装置。
IPC (3件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 ,  G08G 1/096
FI (3件):
G01S5/14 ,  G01C21/00 D ,  G08G1/0969
Fターム (28件):
2F129AA02 ,  2F129AA03 ,  2F129BB03 ,  2F129BB04 ,  2F129BB21 ,  2F129BB22 ,  2F129BB26 ,  2F129BB33 ,  2F129BB37 ,  2F129BB38 ,  2F129BB39 ,  2F129BB47 ,  2F129BB48 ,  2F129BB64 ,  5H180CC12 ,  5H180CC30 ,  5H180FF04 ,  5H180FF05 ,  5H180FF07 ,  5J062BB01 ,  5J062BB05 ,  5J062CC07 ,  5J062CC13 ,  5J062DD22 ,  5J062DD23 ,  5J062DD25 ,  5J062FF01 ,  5J062FF04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ナビゲーション装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-129503   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社ザナヴィ・インフォマティクス
審査官引用 (6件)
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