特許

J-GLOBAL ID：200903094157788760

ナノ・ミクロおよびマクロ多重構造多孔体およびその製法

発明者： 藤 正督 ,  高橋 実 ,  柴田 典義 ,  楠 美智子 ,  古川 俊治 ,  大野 武久 ,  加藤 喜久 ,  富田 善夫 ,  羽山 清寿 ,  山本 元弘 ,  橋本 文夫 ,  出原 清二
出願人/特許権者： 財団法人ファインセラミックスセンター ,  名古屋工業大学長
代理人 (1件)： 小林 洋平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-067393
公開番号（公開出願番号）：特開2005-255439
出願日： 2004年03月10日
公開日（公表日）： 2005年09月22日
要約：

【課題】 SiC構造体の表面にCNTを生成させる技術を応用しつつ、新規な構造体(すなわち、比較的大径の孔部(ミクロ及びマクロ孔径)を備え、その大孔部の表面に小径の孔部(CNT)を備えた多重構造多孔体)を提供すること、およびその製法を提供すること。【解決手段】 炭化珪素を含有する難焼結性のセラミックス粉末を有する含気泡セラミックススラリーをゲル化したゲル状多孔質成形体を乾燥、脱脂、焼成して二重構造多孔体を製造し、この多孔体を真空中において珪素原子を熱除去することにより、表面にカーボンナノチューブを形成する。こうして得られた多重構造多孔体2には、セラミックスマトリックス4と、マクロ孔部10と、ミクロ孔部20と、CNT30とが備えられている。【選択図】 図4

請求項（抜粋）：

セラミックスマトリックスと、このセラミックスマトリックスで区画される複数のマクロ孔部と、前記マクロ孔部を形成するセラミックスマトリックスの表面に形成されるカーボンナノチューブとを備えたことを特徴とする多重構造多孔体。

IPC (3件)：

C04B38/00 ,  B82B1/00 ,  B82B3/00

FI (4件)：

C04B38/00 303Z ,  C04B38/00 304Z ,  B82B1/00 ,  B82B3/00

Fターム (14件)：

4G019FA04 ,  4G019FA11 ,  4G019FA13 ,  4G019FA15 ,  4G019GA04 ,  4G146AA11 ,  4G146BA08 ,  4G146BA38 ,  4G146BB23 ,  4G146BC02 ,  4G146BC27 ,  4G146BC34B ,  4G146BC37B ,  4G146BC38B

引用特許：

出願人引用 (1件)

• カーボンナノチューブ膜、カーボンナノチューブ膜含有SiC基板、カーボンナノチューブ膜体及びそれらの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-102357   出願人：財団法人ファインセラミックスセンター

審査官引用 (2件)

• カーボンナノチューブ、カーボンナノチューブ膜、カーボンナノチューブ膜付SiC基板、並びにカーボンナノチューブ付ウィスカー及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-059295   出願人：財団法人ファインセラミックスセンター
• カーボンナノチューブの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-037433   出願人：財団法人ファインセラミックスセンター