特許
J-GLOBAL ID:200903094207456667
メチル化DNA検出方法およびその利用法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-136550
公開番号(公開出願番号):特開2005-058217
出願日: 2004年04月30日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】 細胞検体中の細胞から核酸を抽出する工程を省き、容易にかつ微量の細胞検体からメチル化されたDNAを検出することができる方法およびその利用法を提供する。【解決手段】 細胞検体を溶解液により溶解させて細胞検体溶解液を調製する工程と、上記工程により得られる細胞検体溶解液を重亜硫酸塩含有試薬で処理し、当該細胞検体溶解液に含まれるCpG含有DNAの塩基配列中の非メチル化シトシンをウラシルへと変換する工程と、上記工程により得られるCpG含有DNAを、所定のメチル化特異的オリゴヌクレオチドプライマーを用いて、ポリメラーゼ連鎖反応により増幅させる工程と、上記工程によって、上記CpG含有DNAが増幅されたか否かを検出する工程とを含む方法によれば、簡便かつ迅速にDNAのメチル化を検出することができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
細胞検体を溶解液により溶解させて細胞検体溶解液を調製する細胞溶解工程と、
上記細胞溶解工程により得られる細胞検体溶解液を重亜硫酸塩含有試薬で処理し、当該細胞検体溶解液に含まれるCpG含有DNAの塩基配列中の非メチル化シトシンをウラシルへと変換するDNA変換工程と、
上記DNA変換工程により得られるCpG含有DNAを、所定のメチル化特異的オリゴヌクレオチドプライマーを用いて、ポリメラーゼ連鎖反応により増幅させるDNA増幅工程と、
上記DNA増幅工程によって、上記CpG含有DNAが増幅されたか否かを検出するメチル化検出工程と、
を含むことを特徴とするメチル化DNA検出方法。
IPC (5件):
C12N15/09
, C12Q1/02
, C12Q1/68
, G01N33/53
, G01N33/566
FI (5件):
C12N15/00 A
, C12Q1/02
, C12Q1/68 A
, G01N33/53 M
, G01N33/566
Fターム (23件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024HA11
, 4B024HA20
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA17
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ08
, 4B063QQ48
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR40
, 4B063QR42
, 4B063QR50
, 4B063QR52
, 4B063QR62
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
メチル化特異的検出
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-500779
出願人:ザジョーンズホプキンスユニバーシティースクールオブメディシン
-
国際公開第02/38801 A1号パンフレット(2002年 5月16日国際公開)
審査官引用 (1件)
-
メチル化特異的検出
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-500779
出願人:ザジョーンズホプキンスユニバーシティースクールオブメディシン
引用文献:
審査官引用 (6件)
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Biotechniques, vol. 27, pages 744-752 (1999)
-
Biotechniques, vol. 22, pages 550-553 (1997)
-
J. Virol. Methods, vol. 34, pages 105-112 (1991)
-
Cancer Res., vol. 62, pages 6390-6394 (2002)
-
J. Endocrinol., vol. 177, pages 365-372 (June 2003)
-
J. Virol. Methods, vol. 67, pages 161-167 (1997)
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