特許
J-GLOBAL ID:200903094223038158

吸収物質濃度空間分布画像化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-078507
公開番号(公開出願番号):特開2002-333400
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】光を用いて散乱体中の吸収物質濃度の空間分布を画像化する方法を提供する。【解決手段】計測された検出光強度から計測値行列Yを生成するstep1、散乱体内部の吸収物質の吸光係数と、吸収物質の存在しない散乱体を模擬して得る散乱体内における光が通過する光路データをモンテカルロ法により求め、光路データから、平均光路長の空間分布行列Aを生成するstep2、行列Yと行列Aから未知数行列Xを導出するstep3、求められた未知数行列Xから被検体内部の吸収物質濃度を求めこの空間分布を表示するstep4からなる画像化する方法である。モンテカルロ法による光路の計算が、step2の処理開始以前に既になされ、光路データが記憶保存されている場合には、記憶保存されている光路データを使用する。高分解能に精度良く、高速に吸収物質濃度の3次元分布を画像化できる。
請求項(抜粋):
光吸収物質を含んでなる光散乱体からなる被検体に、所定の光照射位置から所定の波長を有するパルス光又は連続光を照射する第1の光ファイバを含む照射手段と、前記被検体を通過する光の強度を所定の光検出位置で検出する第2の光ファイバを含む検出手段と、前記第1と第2の光ファイバを固定する固定具と、仮想被検体を想定して、前記光照射位置から前記光検出位置に至るまでの散乱光の光路を求め前記光路の座標から光路長を特定し記憶する記憶手段と、予め求められた前記光吸収物質の光学定数とから前記光吸収物質の濃度の空間分布を求める演算手段と、前記光吸収物質の濃度の空間分布を表示する表示手段とを有することを特徴とする吸収物質濃度空間分布画像化装置。
IPC (2件):
G01N 21/17 625 ,  A61B 10/00
FI (2件):
G01N 21/17 625 ,  A61B 10/00 E
Fターム (21件):
2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB02 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059EE02 ,  2G059EE11 ,  2G059FF01 ,  2G059FF02 ,  2G059FF08 ,  2G059GG01 ,  2G059GG08 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ17 ,  2G059JJ22 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059MM03 ,  2G059MM09 ,  2G059MM10 ,  2G059PP04
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (2件)

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