特許
J-GLOBAL ID:200903094269697920

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-147275
公開番号(公開出願番号):特開2004-230905
出願日: 2004年05月18日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】 循環パージの際、印字ヘッドのノズル面をキャップにて覆い閉空間を形成することで、インクの流速を速くして、気泡をより効果的に除去することができるインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 印字ヘッド1とインクタンク21とを結ぶ循環流路内でインクを循環させ、流路内の気泡を除く循環パージを行う際に、吸引パージ装置31の吸引キャップ32が印字ヘッド1のノズル面を覆い、閉空間を形成する。この循環パージの際には、開閉手段35を閉じる。これにより、循環流路内のインクの流速を、流路13,16,23,26の内壁面に付着している気泡が除去されやすくなる程度に高めても、閉空間内の空気がそのインクの圧力に対抗するので、ノズル内のインクのメニスカスが破壊されることがなく、印字ヘッド1のノズルからのインクの漏れを防止することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数のノズルをノズル面に開口し、各ノズルからインクを噴射して印字動作を行う複数のアクチュエータを有するヘッドユニットと、 その複数のアクチュエータに供給するインクを収容し、インクと共に気泡を回収するインクタンクと、 前記インクタンクと前記ヘッドユニットとの間でインクの循環流路を形成する第1のインク流路および第2のインク流路と、 前記インクタンク、第1のインク流路、ヘッドユニットおよび第2のインク流路からなる循環流路においてインクを循環させることによりその循環流路内の気泡を前記インクタンク内へ回収する循環パージを行う循環ポンプ手段と、 前記ヘッドユニットのノズル面を覆うキャップと、 前記吸引キャップに接続され、前記ノズル面を覆ったキャップ内を閉空間とするように閉じられ、また開放される開閉手段と、 前記循環ポンプ手段を動作してインクを循環させる前記循環パージを行う際に、前記キャップで前記ヘッドユニットのノズル面を覆うとともに前記ノズル面を覆ったキャップ内を閉空間とするように前記開閉手段を閉じるパージ制御手段と を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (2件):
B41J2/18 ,  B41J2/185
FI (1件):
B41J3/04 102R
Fターム (10件):
2C056EA15 ,  2C056EC16 ,  2C056EC22 ,  2C056EC32 ,  2C056EC49 ,  2C056JC08 ,  2C056JC20 ,  2C056KB04 ,  2C056KB08 ,  2C056KC16
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭56-75867号公報
審査官引用 (7件)
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