特許
J-GLOBAL ID:200903094289066730

路車間光通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-324677
公開番号(公開出願番号):特開平8-180293
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 車載通信装置を小型化した場合、車載通信装置の発光波がフロント硝子に反射して路上に設置された双方向通信装置からの受信波と混信することにより受信誤り率を悪化させないことを目的とする。【構成】 この発明による路車間光通信装置は、送信波と受信波の変調周波数の違いを利用するものであり、信号選択部21により送信波から受信波の信号の周波数成分を除き、送信波がフロント硝子に反射して受光部10で受信した場合でも電気的ハイパスフィルタからなる信号分離部20により受信波と送信波を分離し、車載通信装置を小型化しても受信誤りの少なくすることができるようにしたものである。
請求項(抜粋):
道路上に設置され、交通管制センターから送信される渋滞情報などの情報を受信してその情報を、赤外線を変調することにより車両へ送信し、かつ車両から赤外線により送信された車両ID、目的地等の情報を受信してその情報を上記交通管制センターへ送信する双方向通信装置と、車両に設けられ、上記双方向通信装置との間で上記情報の送受信を行うための車載通信装置とを備えた路車間光通信装置において、上記双方向通信装置からの送信光を受信する受光部と、この受光部の受信信号のうち上記車載通信装置の送信信号に対する車両での反射波成分の受信信号を除去し、上記双方向通信装置からの送信信号成分を出力する信号分離部と、上記信号分離部の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、上記A/D変換部で符号化された情報をデコードするデコーダ部と、上記デコードされた情報を表示または音声変換してドライバに伝え、かつドライバからの目的地等の情報を入出力する車載信号処理部と、この車載信号処理部によりドライバから入力された情報を符号化するエンコーダ部と、上記エンコーダの出力信号から上記受光部の受信信号の周波数成分を除去する信号選択部と、この信号選択部の出力信号により電流を変調する駆動部と、この駆動部の出力信号により赤外線発光を行い、上記双方向通信装置へドライバからの入力情報を送信する発光部とにより上記車載通信装置を構成したことを特徴とする路車間光通信装置。
IPC (4件):
G08G 1/09 ,  H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 光空間伝送方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-279223   出願人:小糸工業株式会社
  • 車両感知器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-243570   出願人:三菱電機株式会社

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