特許
J-GLOBAL ID:200903094397173720
生姜の有効成分を含む抽出物の製造方法、およびその抽出物を含む医薬組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-211163
公開番号(公開出願番号):特開2002-047195
出願日: 2001年07月11日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】【課題】 有効成分を含む生姜抽出物を活性を失うことなく製造する方法を提供する。さらに、生姜抽出物を含む抗炎症医薬組成物、抗血小板凝集医薬組成物、または抗真菌医薬組成物を提供することである。【解決手段】 粉砕した生姜の根から、有機溶媒、蒸気蒸留、または超臨界二酸化炭素により生姜の粗抽出物を得る段階と、得られた粗抽出物を逆相カラムクロマトグラフィーで第1および第2溶出液を得る段階と、溶剤を蒸発させてることにより、有効成分を含む第1濃縮溶出液を得る段階とを含みむことを特徴とする、生姜の有効成分を含む抽出物の製造方法である。さらに、このようにして得られた抽出物の治療有効量と、医薬上許容される担体または希釈剤とからなる抗炎症医薬組成物、抗血小板凝集医薬組成物、または抗真菌医薬組成物である。
請求項(抜粋):
粉砕した生姜の根を濾過して濾液および残渣を得る段階と、前記濾液を第1有機溶媒で抽出し、得られた抽出物溶液を回収し、有機溶媒を蒸発させ、第1濃縮抽出物溶液を得る段階と、前記残渣を第2有機溶媒で抽出し、得られた抽出物溶液を回収し、有機溶媒を蒸発させ、第2濃縮抽出物溶液を得る段階と、前記第1濃縮抽出物溶液および前記第2濃縮抽出物溶液を合わせる段階とからなる方法(I);粉砕した生姜の根または生姜の乾燥根粉末を前記第2有機溶媒で抽出し、得られた抽出溶液を回収し、第2有機溶媒を蒸発させる方法(II);粉砕した生姜の根または生姜の乾燥根粉末を蒸気蒸留し、得られた蒸留物を蒸発により濃縮する方法(III);または粉砕した生姜の根または生姜の乾燥根粉末を超臨界二酸化炭素で抽出し、得られた抽出溶液を回収し、二酸化炭素を蒸発させる方法(IV)のいずれかによって生姜の粗抽出物を得る段階(a)と、該粗抽出物を逆相カラムクロマトグラフィーで、水、第1溶剤、第2溶剤の順に溶出させ、第1溶剤で溶出した第1溶出液および第2溶剤で溶出した第2溶出液を得る段階(b)と、第1溶出液から第1溶剤を蒸発させて除去し、有効成分を含む第1濃縮溶出液を得る段階(c)と、第2溶出液から第2溶剤を蒸発させて除去し、有効成分を含む第2濃縮溶出液を得る段階(d)とを含み、かつ段階(b)における第2溶剤は、第1溶剤より弱いがクロロホルムより強い極性を有することを特徴とする、生姜の有効成分を含む抽出物の製造方法。
IPC (6件):
A61K 35/78
, A61K 9/06
, A61K 9/08
, A61P 7/02
, A61P 29/00
, A61P 31/10
FI (6件):
A61K 35/78 C
, A61K 9/06
, A61K 9/08
, A61P 7/02
, A61P 29/00
, A61P 31/10
Fターム (35件):
4C076AA07
, 4C076AA12
, 4C076BB01
, 4C076BB31
, 4C076CC04
, 4C076CC11
, 4C076CC18
, 4C076FF15
, 4C076FF35
, 4C088AB81
, 4C088AC11
, 4C088BA08
, 4C088BA10
, 4C088BA13
, 4C088CA06
, 4C088CA07
, 4C088CA10
, 4C088CA11
, 4C088CA14
, 4C088CA15
, 4C088MA07
, 4C088MA17
, 4C088MA28
, 4C088MA52
, 4C088MA63
, 4C088NA05
, 4C088ZA39
, 4C088ZA40
, 4C088ZA54
, 4C088ZA89
, 4C088ZA90
, 4C088ZA96
, 4C088ZB11
, 4C088ZB15
, 4C088ZB35
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開平2-180836
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特開昭61-263909
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エラスターゼ阻害剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-283981
出願人:花王株式会社
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特開平3-176413
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害虫駆除用毒餌剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-172020
出願人:住友化学工業株式会社
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香辛料抽出物の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-257842
出願人:ライオン株式会社
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引用文献:
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