特許
J-GLOBAL ID:200903094419930458

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-223823
公開番号(公開出願番号):特開2002-037007
出願日: 2000年07月25日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】ガーニッシュ取付用の保持具をエアバッグ作動後も再使用できるようにする。【解決手段】ガーニッシュ4をフロントピラー1に取付ける保持具10は、ガーニッシュ4側のピン部材11と、フロントピラー1側のグロメット部材12とを有する。ピン部材11の脚部14が、グロメット部材12の筒部22内に挿入される。脚部14の第1係止爪16が筒部22の第1係合部25に係合されて、ガーニッシュ4の所定取付状態とされる。ガーニッシュ4内方のエアバッグ装置30の膨張圧によって、上記16と25との係合が解除されて、脚部14の第2係止爪17が筒部22の第2係合部26に係合されてピン部材11が抜け止めされ、このときに形成されるガーニッシュ4とフロントピラー12との間の隙間Sを通してエアバッグ31が車室内に展開される。ピン部材11をグロメット部材12に対して相対回転させることにより、上記17と26との係合が解除されて、ピン部材11はグロメット部材12から完全に引き抜くことができる。
請求項(抜粋):
車体パネルの室内側に配設されたエアバッグと、前記エアバッグを室内側から覆うガーニッシュと、前記ガーニッシュを、前記車体パネルに対して近接した所定の取付状態となる第1状態と、前記エアバッグの膨張圧を受けて前記車体パネルとの間にエアバッグ通過用の隙間が形成される第2状態とをとり得るように保持する保持具と、を備え、前記エアバッグ通過用の隙間からエアバッグを室内側へ膨出させるエアバッグ装置において、前記保持具が、前記ガーニッシュに対して着脱自在に係合される第1取付係合部および該第1取付係合部から一体的に伸びる脚部を有するピン部材と、前記脚部を受け入れる筒部および該筒部に一体的に形成されて車体パネルに取付けられる第2取付係合部を有するグロメット部材とかならなり、前記脚部には、該脚部の軸線方向に離間させて第1係止爪および第2係止爪が形成され、前記筒部には、前記第1状態となる前記脚部が深く挿入された状態において、前記第1係止爪が係止されて該脚部の該筒部からの抜け止め作用を行う第1係合部が形成され、前記筒部には、前記第2状態となる該脚部が浅く挿入された状態において、前記第2係止爪が係止されて該脚部の該筒部からの抜け止めを行う第2係合部が形成され、前記第1係止爪と前記第1係合部との係合力よりも前記第2係止爪と前記第2係合部との係合力が大きくなるように設定されて、前記エアバッグ装置が作動されたときの膨張圧によって前記ガーニッシュが前記車体パネルから離間しようとする力を受けたときに、前記第1係止爪の前記第1係合部への係合が解除されると共に、前記第2係止爪が前記第2係合部へ係合されることにより前記第2状態が維持されるように設定され、前記第2係止爪と前記第2係合部とが係脱自在とされている、ことを特徴とするエアバッグ装置。
IPC (5件):
B60R 21/22 ,  B60R 13/02 ,  B60R 21/20 ,  F16B 2/22 ,  F16B 19/00
FI (6件):
B60R 21/22 ,  B60R 13/02 C ,  B60R 13/02 A ,  B60R 21/20 ,  F16B 2/22 B ,  F16B 19/00 F
Fターム (31件):
3D023BA01 ,  3D023BB06 ,  3D023BB09 ,  3D023BC01 ,  3D023BD08 ,  3D023BD10 ,  3D023BE36 ,  3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054AA06 ,  3D054AA07 ,  3D054AA16 ,  3D054AA18 ,  3D054AA20 ,  3D054BB21 ,  3D054BB30 ,  3D054EE14 ,  3D054EE20 ,  3D054FF17 ,  3D054FF20 ,  3J022EA09 ,  3J022EB02 ,  3J022FA05 ,  3J022HA03 ,  3J022HB01 ,  3J022HB06 ,  3J036AA03 ,  3J036BA01 ,  3J036BB02 ,  3J036DA02 ,  3J036DB06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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