耐震性を備える管継ぎ手

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：村上太郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-342769
公開番号（公開出願番号）：特開2003-148661
出願日： 2001年11月08日
公開日（公表日）： 2003年05月21日
要約：

【要約】【課題】アダプタ式油圧ホースジョイントなどの管継ぎ手において、コスト増や装着作業性の悪化を可及的に防止しつつも、ユニオンナットの緩みを確実に防止する。【解決手段】アダプタ2とニップル3とを、これらの接合面がメタルシールされるように、アダプタ2の外周に螺着されたユニオンナット4によって接続固定してなる管継ぎ手1において、ユニオンナット4の緩みの発生を、アダプタ2の外周に螺着されたハードロックナット(登録商標)によって防止する。

請求項（抜粋）：

管継ぎ手の軸方向一部を形成する第1の筒状部材(2)と、管継ぎ手の軸方向の他の一部を形成する第2の筒状部材(3)と、第1の筒状部材(2)と第2の筒状部材(3)とを直列に接続するユニオンナット(4)と、該ユニオンナット(4)を固定するロックナット(5)とを備え、第1の筒状部材(2)の内端側は外周にネジ(23a)が設けられたネジ筒部(23)とされ、該ネジ筒部(23)にユニオンナット(4)並びにロックナット(5)が螺着されており、ロックナット(5)はユニオンナット(4)よりも外端側に装着され、ユニオンナット(4)及びロックナット(5)のいずれか一方には他方側に向けて軸方向に突出するとともにネジ筒部(23)の全周にわたる円筒状の凸部(5a)が設けられ、他方には筒状凸部(5a)が嵌合する円筒状内周面を有する凹部(41a)が設けられ、凸部(5a)の軸心と凹部(41a)の軸心とは偏心されており、該凸部(5a)と凹部(41a)との嵌合によりネジ筒部(23)に螺着されたユニオンナット(4)が径方向に押圧されて該ユニオンナット(4)の緩み止めがなされるように構成され、ユニオンナット(4)は、内周にねじ溝が設けられた本体部(41)と、第2の筒状部材(3)を第1の筒状部材(2)に接続するために第2の筒状部材(3)に係止する係止筒部(42)とを備え、該係止筒部(42)は、前記凸部(5a)と凹部(41a)との凹凸嵌合部位とは軸方向反対側に向けて本体部(41)から延設されていることを特徴とする耐震性を備える管継ぎ手。

Fターム (1件)：

3H014CA05

引用特許：

審査官引用 (6件)

特開昭58-174787
緩み止めナット
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-178900 出願人：ハードロック工業株式会社
締結具
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-119676 出願人：ハードロック工業株式会社, ゼン技研有限会社

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