特許
J-GLOBAL ID:200903094638421062

通信網におけるパケット中継方法及びエンドシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041159
公開番号(公開出願番号):特開平10-242977
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 通信網におけるパケットの中継方法に関し、デフォルトルートを介して通信網のアドレス情報を授受することにより通信網のエンドシステム間に直通パスを設定し、効率がよいパケット転送を行う。【解決手段】 複数のサブネットワークの一つに直接接続されたエンドシステムから他のサブネットワークに接続されたエンドシステムに送信されるパケットがデフォルトルートを経由して転送されるように構成された通信網において、あるパケットフローにとって通信網への入口または出口に位置するエンドシステムがデフォルトルートを短絡するパスによりパケットを転送すべきと判断したときに、自己の通信網上のアドレスをデフォルトルートを介して相手に向けて送信し、これを受信したエンドシステムが出口または入口のエンドシステムとの間に直通パスを設定して以後のパケットを転送するように構成する。
請求項(抜粋):
複数のサブネットワークからなり、一つのサブネットワークに直接接続されたルータまたは端末から他のサブネットワークに直接またはルータ経由で接続された端末に宛てて送信されるパケットが、事前に通信網上で定義されたデフォルトルート上のルータまたは端末を経由して宛先の端末に転送されるように構成された通信網において、あるパケットフローにとって通信網への入口システムに当たるルータまたは端末は、該パケットフローの送信に際し、デフォルトルートを短絡するパスによりパケットを転送するのが適切であると判断したときは、自ルータまたは自端末の通信網上のアドレス情報を含む直通パス設定依頼メッセージをデフォルトルートを介して前記パケットフローの宛先の端末に向けて送信し、前記直通パス設定依頼メッセージを受信したデフォルトルート上の各ルータまたは端末は、該メッセージの宛先が自ルータに接続された端末または自端末でないことを確認したときは該メッセージをデフォルトルート上の次のルータまたは端末に転送し、該メッセージの宛先が自ルータに接続された端末または自端末であることを確認したときは自ルータまたは自端末が通信網からの出口システムに当たると判断して前記直通パス設定依頼メッセージ内に設定されている入口システムの通信網上のアドレスを用いて入口システムとの間に直通パスを設定し、以後、入口システムと出口システム間で送受信されるパケットを該直通パスを用いて転送することを特徴とする通信網におけるパケット中継方法。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/46 ,  H04L 12/66 ,  H04Q 3/00
FI (4件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 B
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • パス設定方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-056142   出願人:日本電信電話株式会社, 株式会社日立製作所, 株式会社東芝
  • 広域アドレス解決処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-083519   出願人:日本電信電話株式会社
  • アドレス解決装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-215748   出願人:日本電気株式会社

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