特許
J-GLOBAL ID:200903094646261678
電動機のベクトル制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-149734
公開番号(公開出願番号):特開2001-333600
出願日: 2000年05月22日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 制御演算負荷を軽減することによって、従来の標準的なマイクロコンピュータを用いた場合でも所望の演算時間内にベクトル制御ができるようにする。【解決手段】 制御装置の中にd軸,q軸の軸間干渉のない単純な一次遅れのモータモテ ゙ル、d軸モテ ゙ルGmd、q軸モテ ゙ルGmqを持ち、実フ ゚ラントに印加される2軸電圧指令値vd,vqを、制御装置内のモータモテ ゙ルのそれぞれd軸モテ ゙ルGmdとq軸モテ ゙ルGmqに入力し、干渉のないd軸及びq軸の出力電流演算値idm,iqmを得る。これらと実フ ゚ラントの出力電流値id,iqとの差を演算して干渉項による電流偏差321,322を導出し、この差電流をそれぞれ一次遅れモテ ゙ルの逆関数モテ ゙ル308,309に入力することにより軸間の干渉電圧vde,vqeを導出する。そしてこの干渉電圧vde,vqeを2軸電圧指令値vd,vqより差し引いて補正後の電圧指令vd’,vq’を得、これを実フ ゚ラント303に入力する。
請求項(抜粋):
交流電動機の制御電流をd軸、q軸の直交座標成分に分離して制御する電動機のベクトル制御装置において、d軸電流指令id*、q軸電流指令iq*と実電動機電流との偏差に基づき、電圧指令vd,vqを出力する電流制御器と、前記電流制御器の出力する各軸電圧指令vd,vqを与えられる軸間干渉電圧によって補正する補正器と、与えられる電動機の回転角に基づき、前記補正器の出力する補正後の各軸電圧指令の2相/3相変換を行なう2相/3相変換器と、前記2相/3相変換器の出力する三相電圧指令に基づき、電源電力を電力変換して電動機に三相交流電力を供給する電力変換器と、前記電動機に対する電流を検出する電流センサと、与えられる前記回転角に基づき、前記電流センサの出力を3相/2相変換する3相/2相変換器と、前記電動機の特性データを内蔵し、前記電流制御器の出力する各軸の電圧指令vd,vqに対応する電動機理論電流を演算するモータモデルと、前記モータモデルの伝達関数の逆伝達関数を内蔵し、前記モータモデルの出力する電動機理論電流と前記3相/2相変換器の出力する電動機実電流との偏差に基づき、軸間干渉電圧を演算して前記補正器に出力する逆伝達関数器と、前記電動機の回転角を前記2相/3相相変換器及び3相/2相変換器に与える回転角付与器とを備えて成る電動機のベクトル制御装置。
IPC (3件):
H02P 21/00
, H02P 6/08
, H02P 6/16
FI (3件):
H02P 5/408 C
, H02P 6/00 331 N
, H02P 6/00 331 U
Fターム (24件):
5H560AA10
, 5H560DA14
, 5H560DB16
, 5H560JJ15
, 5H560RR06
, 5H560TT08
, 5H560TT15
, 5H560XA02
, 5H560XA03
, 5H560XA13
, 5H560XA15
, 5H576BB06
, 5H576DD02
, 5H576DD05
, 5H576EE01
, 5H576GG01
, 5H576GG04
, 5H576JJ03
, 5H576JJ04
, 5H576JJ24
, 5H576JJ26
, 5H576LL14
, 5H576LL22
, 5H576LL41
引用特許:
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