特許
J-GLOBAL ID:200903094722007352

適応フィルタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-349705
公開番号(公開出願番号):特開平9-171389
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 温度変化があっても、適応フィルタ装置を安定して動作させる。【解決手段】 ダクト22の入口で騒音をリファレンスマイク24で検出し、ディジタルフィルタ26に供給し、その出力を反転器28で反転させ、2次音源スピーカ30からダクト22に放出する。ダクト22の出口での騒音をエラーマイク32で検出する。マイク24、32の出力をFiltered-x LMSアルゴリズム装置34に入力し、フィルタ26の伝達関数Wとスピーカ30及びマイク32間の伝達関数Cとの合成による伝達関数が、マイク24、32間の伝達特性Pに一致するよう伝達関数Wを調整する。マイク24とアルゴリズム装置34との間に、伝達関数Cを同定するディジタルフィルタ36が設けている。ダクト22内に温度測定器38を設け、その測定温度に基づきフィルタ係数変更装置40が、スピーカ30からマイク32への音の到達時間を算出し、基準温度における到達時間との差に基づき、フィルタ36の位相特性を調整する。
請求項(抜粋):
第1の伝達関数を有する伝送路に入力される信号を検出する第1の検出手段と、上記伝送路から出力される信号を検出する第2の検出手段と、第1の検出手段の出力信号を処理して上記伝送路に放出し、第2の検出手段との間に温度変化によって変化する第2の伝達関数が存在する適応型フィルタ手段と、第1及び第2の検出手段の出力信号を入力し、これらに応じて上記適応型フィルタ手段の伝達関数と上記第2の伝達関数との合成による伝達関数が上記第1の伝達関数と相補する状態に上記適応型フィルタ手段の伝達関数を制御する制御手段と、この制御手段と第1の検知手段との間に介在し、第2の伝達関数を同定する同定手段と、上記伝送路に設けられ、その伝送路の温度を測定する温度測定手段と、この温度測定手段の測定値に基づき温度変化を算出し、この温度変化に応じて上記同定手段の伝達関数を調整する調整手段とを、具備する適応フィルタ装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  G10K 11/16 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00
FI (5件):
G10K 11/16 H ,  F01N 1/00 A ,  H03H 17/02 601 M ,  H03H 21/00 ,  G10K 11/16 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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