特許
J-GLOBAL ID:200903094794350353
塩化ビニル樹脂の再生方法および再生塩化ビニル樹脂成形品の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
藤本 昇
, 薬丸 誠一
, 中谷 寛昭
, 岩田 徳哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-377117
公開番号(公開出願番号):特開2006-182892
出願日: 2004年12月27日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】 鉛を安定剤として含有する塩化ビニル樹脂を再生利用するにあたり、新たに追加する安定剤や可塑剤の量を低減し、しかも、安定剤および可塑剤を殆ど含まない再生塩化ビニル樹脂と、安定剤および可塑剤を含む再生塩化ビニル樹脂との局在化、即ち、安定剤や可塑剤の局在化に起因する、成形途中における塩化ビニル樹脂の劣化や、得られた成形品の強度低下および耐熱性低下を防止する。 【解決手段】 鉛を含有する塩化ビニル樹脂を溶媒中に溶解させて塩化ビニル溶液とする第一溶解工程と、該第一溶解工程によって得られた塩化ビニル溶液から鉛を除去する鉛除去工程と、該鉛除去工程を経た塩化ビニル溶液から溶媒を蒸発除去して再生塩化ビニル樹脂を析出させる析出工程とを備えてなり、前記析出工程において、溶媒を蒸発除去する前に、鉛を含有しない塩化ビニル樹脂を溶媒中に溶解させて得た塩化ビニル溶液、又は鉛を含有しない塩化ビニル樹脂を添加し、溶液を均一に混合した後に溶媒を蒸発除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鉛を含有する塩化ビニル樹脂を溶媒中に溶解させて塩化ビニル溶液とする第一溶解工程と、該第一溶解工程によって得られた塩化ビニル溶液から鉛を除去する鉛除去工程と、該鉛除去工程を経た塩化ビニル溶液から溶媒を蒸発除去して再生塩化ビニル樹脂を析出させる析出工程とを備えてなり、
前記析出工程において、溶媒を蒸発除去する前に、鉛を含有しない塩化ビニル樹脂を溶媒中に溶解させて得た塩化ビニル溶液、又は鉛を含有しない塩化ビニル樹脂を添加し、溶液を均一に混合した後に溶媒を蒸発除去することを特徴とする塩化ビニル樹脂の再生方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
4F301AA17
, 4F301AB02
, 4F301BF08
, 4F301BF15
, 4F301BF31
, 4F301BF32
, 4F301CA04
, 4F301CA09
, 4F301CA12
, 4F301CA14
, 4F301CA42
, 4F301CA53
, 4F301CA64
引用特許:
出願人引用 (7件)
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ポリ塩化ビニル回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-368483
出願人:東レエンジニアリング株式会社, 社団法人電線総合技術センター
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軟質ビニル製品からの再生原料の回収方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-163922
出願人:矢崎総業株式会社
-
ポリ塩化ビニル回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-175457
出願人:東レエンジニアリング株式会社, 社団法人電線総合技術センター
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