特許
J-GLOBAL ID:200903094820096665

二酸化炭素濃縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-128326
公開番号(公開出願番号):特開2001-300250
出願日: 2000年04月27日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】【課題】 濃縮セルを多段に積層し各セルに均等に処理ガスを供給でき、各セル間の電気的接続とシールが確実にでき、かつ濃縮セルから排出された高温排ガスで低温排ガスを予熱でき、スタック構造の濃縮セルと一体化でき、かつ容易に分離して交換できる熱交換器を備えた二酸化炭素濃縮装置を提供する。【解決手段】 導電性の複数のセパレ-タ12と、各セパレ-タの上下面にそれぞれ収容された平板状のカソ-ド2およびアノ-ド3と、上下のセパレ-タ間に挟持された電解質板1とを備え、複数のセパレ-タ12の間に電解質板をカソ-ドとアノ-ドで把持した濃縮セル4を構成し、これをセパレ-タで電気的に直列に接続して濃縮スタック20を構成する。更に、濃縮スタックにガスケット17を介して着脱可能に取付られた熱交換器14と、その反対側にガスケットを介して着脱可能に取付られたリターンヘッド16とを備える。
請求項(抜粋):
導電性の複数のセパレ-タ(12)と、各セパレ-タの上下面にそれぞれ収容された平板状のカソ-ド(2)およびアノ-ド(3)と、上下のセパレ-タ間に挟持された溶融炭酸塩を含浸させた電解質板(1)とを備え、複数のセパレ-タ(12)の間に前記電解質板をカソ-ドとアノ-ドで把持した濃縮セル(4)を構成し、これを複数電気的に直列に接続して濃縮スタックを構成し、濃縮スタックの上下端に複数の濃縮セルに必要な電位を印加し、かつ各カソードに二酸化炭素と酸素を含む原料ガス(5)を供給し、該各カソードで、CO2+1/2O2 +2e-→CO3 2-の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通して各アノードに移動させ、該アノード側で炭酸イオンを電気化学反応を行わせて、高濃度の二酸化炭素を選択的に分離させて分離ガス(6)を取り出す、ことを特徴とする二酸化炭素濃縮装置。
IPC (3件):
B01D 53/32 ,  C25D 1/00 ,  B01J 19/08
FI (3件):
B01D 53/32 ,  C25D 1/00 Z ,  B01J 19/08 A
Fターム (15件):
4G075AA04 ,  4G075BA06 ,  4G075BA08 ,  4G075BB01 ,  4G075BB02 ,  4G075BB04 ,  4G075BD13 ,  4G075CA13 ,  4G075DA02 ,  4G075DA12 ,  4G075EB04 ,  4G075EC21 ,  4G075FA12 ,  4G075FB01 ,  4G075FC11
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 二酸化炭素回収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-343180   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 二酸化炭素分解方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-023327   出願人:神谷信行, 石川島播磨重工業株式会社
  • 特開平2-005368
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