特許
J-GLOBAL ID:200903094853222186

パンチ用チェンジリテーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171854
公開番号(公開出願番号):特開2001-001196
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 孔明け位置を変更して新たな位置にプレス加工による孔明けをする際の作業効率の向上及び製造コストの低減を図ったパンチ用のチェンジリテーナを提供する。【解決手段】 ショルダーパンチ2,3を、プレス金型の上型の取付面に垂直な姿勢で取り付けるリテーナ本体7を備えたパンチ用のチェンジリテーナ1であって、2位置間で変位可能なカムプレート10と、カムプレートの変位により取付面に垂直方向に変位可能なパンチセットブロック11,12とを備え、各ブロック11,12にショルダーパンチを固定し、各パンチの軸部をリテーナ本体の貫通孔27,28に通し、各ブロック1,12をパンチの刃先が孔明け可能位置まで突出する第1位置と、その刃先が孔明け不能位置に退避する第2位置との間で変位可能にし、各ブロックを第2位置側に付勢し、カムプレート10の変位位置に対応する1つのブロックを第1位置へ変位させるようにした。
請求項(抜粋):
軸部の先端側に刃先を有し、その基端側に軸部より大径の肩部を有するパンチを、プレス金型の取付面に、バッキングプレートを介して垂直な姿勢で取り付けるリテーナであって、前記パンチの軸部が挿通し前記刃先側を被加工物側へ突出させる貫通孔を有し、前記取付面に位置決めして取り付けられるリテーナ本体と、該リテーナ本体の貫通孔上部に形成したホルダ用凹部に収容され、前記パンチを、その肩部を収容する大径穴と前記軸部が挿通する小径孔との間の段差部で係止するパンチホルダと、該パンチホルダを、前記肩部が前記バッキングプレートに当接してパンチが打抜き不能位置に退避する方へ付勢するばねと、前記リテーナ本体に、前記バッキングプレートと前記肩部との当接部間に出入りする方向に変位可能に設けたカムプレートと、該カムプレートをピストンロッドで変位させるシリンダとを備え、前記カムプレートを前記当接部間に介在する前進位置に変位させると、前記パンチが前記ばねの付勢力に抗して打抜き可能位置に切り換えられ、カムプレートを前記前進位置から後退させると、パンチが前記付勢力により打抜き不能位置に切り換えられるように構成したパンチ用チェンジリテーナにおいて、前記リテーナ本体の、前記ホルダ用凹部のある長手方向の一端側を前記バッキングプレートと当接する周壁で囲い、前記パンチが、前記リテーナ本体に対し位置決めされ前記貫通孔をガイドとして前記2位置間で変位するように、前記軸部を前記貫通孔に嵌合させ、該軸部を前記パンチホルダの小径孔に圧入して前記リテーナ本体に対し位置決めされるパンチと前記パンチホルダとを一体とし、さらに、該パンチホルダの、前記カムプレートとは反対側にある部位を、前記周壁に近接或いは当接させることを特徴とするパンチ用チェンジリテーナ。
IPC (2件):
B30B 15/02 ,  B21D 28/24
FI (2件):
B30B 15/02 C ,  B21D 28/24 D
Fターム (1件):
4E048JA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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