特許
J-GLOBAL ID:200903094926881515

インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-193110
公開番号(公開出願番号):特開2002-144566
出願日: 2001年06月26日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】 駆動電極の下地として部分的に低誘電体を存在させることにより、メッキ法によって壁部の全体に駆動電極を形成しながらも、壁部の変形に必要な部分のみに電界を発生させることのできるインクジェットプリンタヘッドに対し、光硬化性低誘電体を用いることで、生産性の向上と品質面で優れたインクジェットヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】 圧電体基材24に溝23を形成してこの溝23の両側に側壁部22を形成する。溶液化された光硬化性低誘電体8をノズル噴射法により塗布する。側壁部22の下半分が隣接する側壁部22によって陰になるよう露光し、側壁部22の上半分の光硬化性低誘電体8を硬化させる。余分な低誘電体8を溶剤により除去した後、無電解メッキ法により後に駆動電極7となる金属膜を形成する。更にその後、金属膜をインク室毎に対応して分離し駆動電極7を形成する電極形成工程を行う。
請求項(抜粋):
圧電部材で構成された壁部によって仕切られた複数のインク室を備え、このインク室の内面に設けられた駆動電極に所定の駆動電圧を印加することに伴う壁部の変形によりインク室からインク滴を吐出するインクジェットプリンタヘッドにおいて、上記壁部のインク室深さ方向の約半分が圧電部材の材料よりも誘電率の低い低誘電体で覆われていると共に、その低誘電体の表面を含むインク室の内面に駆動電極が形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (11件):
2C057AF54 ,  2C057AF93 ,  2C057AP02 ,  2C057AP22 ,  2C057AP42 ,  2C057AP47 ,  2C057AP54 ,  2C057AP55 ,  2C057AP57 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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