特許
J-GLOBAL ID:200903095028335047
インクジェットヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364173
公開番号(公開出願番号):特開平11-170509
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 (復元力)<(静電力)となる微小ギャップ領域での大変位を有効に利用し、効率良くインクを吐出可能とし、高集積度、高密度インクジェットヘッドを実現する。【解決手段】 ノズル6を有する液室5の一部に形成された振動板3と該振動板3に設けられた第一の電極1と該第一の電極1と微小間隔(GAP)隔てて対向して設けられた第二の電極2の間に電位差を生ぜしめ、静電力で該振動板3を変形させてノズル6からインク滴9を吐出する。前記静電力が、前記振動板3の復元力より大きくなる臨界電圧よりも大きい電圧を適宜な時間印加することにより、(復元力)<(静電力)となる微小ギャップ領域を利用し、振動板3に大変位を発生させることができる。したがって、液室5を小さくしても十分な大きさのインク滴を吐出できるので、高密度、高集積度のインクジェットヘッドを実現できる。
請求項(抜粋):
ノズルを有する液室の一部に形成された振動板と、該振動板に設けられた第一の電極と、該第一の電極と微小間隔隔てて対向して設けられた第二の電極とを有し、前記第一の電極と第二の電極との間に電位差を生ぜしめ、静電力にて前記振動板を変形させて前記ノズルよりインクを吐出するインクジェットヘッドにおいて、前記静電力が前記振動板の復元力より大きくなる臨界電圧よりも大きい電圧を、前記第一の電極と第二の電極との間に所定時間印加することを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
引用特許:
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