特許
J-GLOBAL ID:200903095058258900

微生物油の調製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  平山 孝二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-505147
公開番号(公開出願番号):特表2005-530519
出願日: 2003年06月20日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
本発明は、二段階発酵方法で微生物を培養する工程を含む微生物油の製造方法であり、発酵の終了に先立つ最終段階で、炭素源が、培地への炭素源の添加速度を上回る速度で微生物によって消費され、炭素源が≦0.30M炭素/kg培地で添加され、又は、微生物の成長に制限的な速度である。微生物は、アラキドン酸(ARA)以外の脂肪又は脂質を優先的に代謝するように制限された炭素源を有し、細胞中のARAの割合を増加させる。次いで、溶媒としてヘキサンを使用して、微生物油を微生物から回収し、上記微生物油は、少なくとも50%のARA及び少なくとも90%のトリグリセリドを有する。
請求項(抜粋):
ポリ不飽和脂肪酸(PUFA)の製造方法であって、発酵容器内部の培地中で微生物を培養する工程を含み、それによって発酵の終了に先立つ段階で、 a)炭素源が、前記培地に添加されるより早い速度で、微生物によって消費され、 b)前記炭素源を、1時間当たり≦0.30M炭素/kg培地の速度で添加し、 c)前記炭素源が、微生物の成長に対して速度制限的であるか、又は前記微生物が脂肪及び/又は脂質を代謝するように制限され、 d)前記炭素源の添加速度が減少されるか、又は前記微生物による前記炭素源の消費速度以下であり、又は e)発酵の終わり又は前に、前記炭素源を全て使用するか、又は前記培地中の濃度が、約0となり、 f)前記炭素源の添加が停止されるが、発酵を継続させ、及び/又は g)前記微生物が、それらが、アラキドン酸(ARA)に優先して、1種以上の脂肪又は脂質を代謝又は消費する条件におかれる、 ことを特徴とする方法。
IPC (9件):
C12P7/64 ,  A23D9/007 ,  A23K1/16 ,  A23L1/28 ,  A61K31/202 ,  A61K35/74 ,  A61P25/00 ,  A61P43/00 ,  C11C3/00
FI (9件):
C12P7/64 ,  A23K1/16 301F ,  A23L1/28 Z ,  A61K31/202 ,  A61K35/74 G ,  A61P25/00 ,  A61P43/00 101 ,  C11C3/00 ,  A23D9/00 516
Fターム (46件):
2B150DA37 ,  4B018LB10 ,  4B018MD10 ,  4B018MD80 ,  4B018ME04 ,  4B018MF13 ,  4B026DC05 ,  4B026DG20 ,  4B026DH10 ,  4B026DP10 ,  4B026DX01 ,  4B064AD88 ,  4B064CA05 ,  4B064CC06 ,  4B064CC08 ,  4B064CC09 ,  4B064CC15 ,  4B064CD09 ,  4B064CE08 ,  4B064DA01 ,  4B064DA10 ,  4B064DA11 ,  4B064DA20 ,  4C087AA01 ,  4C087AA03 ,  4C087BC05 ,  4C087CA19 ,  4C087CA25 ,  4C087CA37 ,  4C087NA20 ,  4C087ZA01 ,  4C087ZB21 ,  4C206AA04 ,  4C206DA05 ,  4C206KA19 ,  4C206MA01 ,  4C206MA04 ,  4C206NA20 ,  4C206ZA01 ,  4C206ZB21 ,  4H059BB05 ,  4H059BB07 ,  4H059BC48 ,  4H059CA12 ,  4H059DA04 ,  4H059DA07
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
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