触媒コンバータ

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：高橋祥泰 , 岩倉民芳 , 高橋祥起
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-123703
公開番号（公開出願番号）：特開2006-299966
出願日： 2005年04月21日
公開日（公表日）： 2006年11月02日
要約：

【課題】加熱時における排ガスのリークや触媒担持体の脱落を防止できると共に、触媒担持体の破損を防止できる触媒コンバータを提供すること。【解決手段】排ガス浄化触媒を担体に担持してなる触媒担持体2と、その外方を覆う金属シェル3と、これらの間に狭持された保持シール材3とからなる排ガス浄化用の触媒コンバータである。温度15〜1100°Cにおいて、触媒担持体2の線熱膨張係数は2〜15×10-6/°Cであり、金属シェル3の線熱膨張係数は10〜25×10-6/°Cである。保持シール材3は、無機繊維をマット状に配してなると共に、温度15〜1100°Cにおける熱伝導率が0.03〜0.3W/mKである。触媒コンバータ1においては、温度15〜1100°Cにおける触媒コンバータ1の外方への金属シェル3の熱伸び量(mm)と触媒担持体2の熱伸び量(mm)との差である熱伸び量差が、-0.5〜0.5mmの範囲内にある。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

排ガスを浄化するための排ガス浄化触媒を担体に担持してなる触媒担持体と、該触媒担持体の外方を覆う金属シェルと、該金属シェルと上記触媒担持体との間に狭持された保持シール材とからなる排ガス浄化用の触媒コンバータにおいて、上記触媒担持体は、温度15°C〜1100°Cにおける線熱膨張係数が2〜15×10-6/°Cであり、上記金属シェルは、温度15°C〜1100°Cにおける線熱膨張係数が10〜25×10-6/°Cであり、上記保持シール材は、無機繊維をマット状に配してなると共に、温度15°C〜1100°Cにおける熱伝導率が0.03〜0.3W/mKであり、上記触媒コンバータにおいては、温度15°C〜1100°Cにおける上記触媒コンバータの外方への上記金属シェルの熱伸び量(mm)と上記触媒担持体の熱伸び量(mm)との差である熱伸び量差が、-0.5〜0.5mmの範囲内にあることを特徴とする触媒コンバータ。

IPC (5件)：

F01N 3/28 , B01J 33/00 , B01J 35/06 , F01N 3/10 , B01D 53/86

FI (8件)：

F01N3/28 311S , F01N3/28 311Q , F01N3/28 311R , F01N3/28 311U , B01J33/00 G , B01J35/06 J , F01N3/10 A , B01D53/36 C

Fターム (36件)：

3G091AB01 , 3G091BA09 , 3G091BA10 , 3G091GA12 , 3G091GA16 , 3G091GB17X , 3G091HA28 , 3G091HA29 , 4D048BA06X , 4D048BA07Y , 4D048BA08Y , 4D048BA12Y , 4D048BA30X , 4D048BA31X , 4D048BA45X , 4D048BB02 , 4D048BB20 , 4D048CC02 , 4D048CC04 , 4G169AA01 , 4G169BA01A , 4G169BA04A , 4G169BA05A , 4G169BA13A , 4G169BA13B , 4G169BB11A , 4G169BB15A , 4G169BB15B , 4G169BC72B , 4G169BC75B , 4G169BD05A , 4G169BD05B , 4G169CA03 , 4G169EA18 , 4G169EC30 , 4G169EE01

引用特許：

出願人引用 (1件)

触媒コンバータ用担体保持プレート、触媒コンバータ及び触媒コンバータ接続構造
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-116117 出願人：マツダ株式会社

審査官引用 (5件)

触媒担体用保持シール材
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-195164 出願人：イビデン株式会社, トヨタ自動車株式会社
排ガス浄化用触媒コート、ハニカム担体及び排ガス浄化触媒
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-194660 出願人：日産自動車株式会社
保持シール材、及び、排気ガス浄化装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-288084 出願人：イビデン株式会社

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