特許
J-GLOBAL ID:200903095218648521

ロータ識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩根 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-324611
公開番号(公開出願番号):特開2004-154721
出願日: 2002年11月08日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】ロータに多数の識別子を配置し、その配置パターンによりロータの種類を識別するロータ識別装置において、識別子センサの数を少なくすることができると共に、識別の誤動作を検出すること。【解決手段】ロータ3に設けられた複数の識別子4と、前記識別子4を検出する第1及び第2の識別子センサ6A,6Bと、回転軸2の回転に応じてパルス信号を発生するエンコーダ7とを備え、上記第1の識別子センサ6Aが出力した信号と、後に第2の識別子センサ6Bが出力する信号とを比較し、それらが一致するとき誤動作していないと判断し、ロータの種類を識別するロータ識別装置とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数種のロータを交換可能に装着できる遠心分離機のロータの種類を識別するロータ識別装置において、装着されるロータに回転軸を中心として同心且つ等角度間隔で設けられたn箇所(nは整数)の識別子設置位置の全部又は一部に配置された複数の識別子と、上記遠心分離機の本体側に設けられ、上記各識別子設置位置に識別子が存在するか否かを検出する複数の識別子センサと、上記回転軸の回転に対応する信号を発生するエンコーダと、上記識別子センサの出力信号と上記エンコーダの出力信号に基づいてロータの種類を識別する信号処理部とを備え、上記識別子の中の第1種の識別子は他の第2種の識別子の有する特性とは異なる特性を有し、上記第1種の識別子の位置を基準として残りのn-1箇所の設置位置における上記第2種の識別子の配置パターンによりロータの種類がコード化されることと、上記複数の識別子センサが上記回転軸を中心として同心且つ所定の角度間隔で上記本体に配置されていることと、上記信号処理部が、上記エンコーダの出力によりどの識別子設置位置が上記各識別子センサに近接しているかを判断することと、上記各識別子センサが、それに近接している識別子設置位置に識別子が存在するか否か及びその識別子の特性を検出することと、上記信号処理部が、上記一つの識別子センサが出力した信号と、後に他の識別子センサが上記所定の角度間隔に対応する時間遅れで出力する信号と比較し、それらが一致するとき誤動作していないと判断し、上記識別子センサの出力に基づき上記各識別子設置位置に上記第2種の識別子が存在するか否かにより形成されているコードを読み取り、そのコードによりロータの種類を識別することを特徴とするロータ識別装置。
IPC (1件):
B04B13/00
FI (1件):
B04B13/00
Fターム (5件):
4D057AD01 ,  4D057AE11 ,  4D057AF03 ,  4D057BA21 ,  4D057CA09
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 遠心機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-348984   出願人:株式会社久保田製作所
  • 遠心機のロータ識別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-199948   出願人:日立工機株式会社
  • 遠心分離機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-263338   出願人:日立工機株式会社

前のページに戻る