特許
J-GLOBAL ID:200903095378145062

水性樹脂、その製造法及びそれを含有する水性硬化性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233109
公開番号(公開出願番号):特開平10-077322
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 とりわけ、優れた硬化性と、優れた保存安定性とを兼備し、曝露時の光沢保持性、耐雨垂れ汚染性ならびに耐酸性雨性などの、いわゆる耐久性にも優れる硬化塗膜を形成することが出来るという、特に、被覆用組成物として、極めて実用性の高い水性樹脂、該水性樹脂の製造法、ならびに該水性樹脂を含有する水性硬化性樹脂組成物を提供することにある。【解決手段】 酸基と、加水分解性シリル基と、上記した、これらの両基以外の官能基を有するビニル系重合体を調製する反応と、一分子中に少なくとも2個の、珪素原子に結合した加水分解性基を有する珪素化合物の加水分解縮合反応とを、同一反応系において、並行して行なうことによって得られる複合樹脂を、塩基性化合物で中和せしめたのち、水に分散ないしは溶解せしめることによって得られる水性樹脂という特定の樹脂を用いるということによって、叙上のような効果が発現されるということを見出すに及んで、見事に解決し得た。
請求項(抜粋):
加水分解性シリル基を有するビニル系単量体、加水分解性シリル基を有する連鎖移動剤および加水分解性シリル基を有するラジカル重合開始剤より選ばれる、少なくとも1種の化合物の共存下に、酸基を有するビニル系単量体を必須成分とする単量体をラジカル重合せしめて、酸基と加水分解性シリル基とを併有するビニル系重合体(a-1)を調製する反応と、一分子中に少なくとも2個の、珪素原子に結合した加水分解性基を有する珪素化合物(b)を加水分解縮合せしめて、ポリシロキサンを調製する反応とを、同一反応系において、並行して行なうことにより得られる複合樹脂(A-1)を、塩基性化合物で以て部分中和ないしは完全に中和せしめたのち、水に分散ないしは溶解せしめて得られる水性樹脂。
IPC (3件):
C08F299/08 MRY ,  C08L101/02 LSY ,  C08L101/10 LTB
FI (3件):
C08F299/08 MRY ,  C08L101/02 LSY ,  C08L101/10 LTB
引用特許:
審査官引用 (27件)
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