特許
J-GLOBAL ID:200903095397405415

雑音環境におけるフィルタ適応化の制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-531912
公開番号(公開出願番号):特表2002-503910
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】システムの雑音測定値の情報の一部を、適応フィルタアルゴリズム(例えば、エコーキャンセルシステムにおいて適用される)に取り込む方法および装置。本発明による適応アルゴリズムは、統計的勾配法を用いた最良線形推定(BLUE)基準関数を最小化することにより、また、周波数領域に変換して演算量を低減することにより得られる。システムの雑音特性は、ユーザ音声の自然発話休止期間中に測定され、フィルタ適応化で考慮される。その結果、本発明により作成されるエコーキャンセラは、かなりの背景雑音環境においても優れたエコーキャンセル性能を提供することができる。実施形態によれば、エコーキャンセル装置は、観測信号に含まれる、エコーパスを経由するエコー源信号の結合によるエコー成分を抑圧するように構成される。エコーキャンセル装置は、エコーパスの概略を求め、それによってエコー成分を推定する適応フィルタを備え、その適応フィルタの適応アルゴリズムは、観測信号の雑音成分の測定を含む。
請求項(抜粋):
観測信号に含まれる、エコーパスを経由するエコー源信号の結合により生じるエコー成分を抑圧するように構成されるエコーキャンセル装置であって、 前記エコーパスの概略を求め、前記エコー成分を推定するように構成される適応フィルタを備え、 該適応フィルタの適応アルゴリズムは、前記観測信号の雑音成分の測定を含むことを特徴とするエコーキャンセル装置。
Fターム (12件):
5K046AA01 ,  5K046BB01 ,  5K046CC21 ,  5K046HH02 ,  5K046HH18 ,  5K046HH27 ,  5K046HH45 ,  5K046HH46 ,  5K046HH54 ,  5K046HH71 ,  5K046HH78 ,  5K046HH79
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • エコーキャンセラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-117593   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
  • エコーキヤンセラ方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-224505   出願人:富士通株式会社

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