特許
J-GLOBAL ID:200903095472865923

インバータ駆動誘導電動機の制動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-150038
公開番号(公開出願番号):特開2001-333587
出願日: 2000年05月22日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】電動機を制動するときに発生する回生エネルギーを電動機内で消費させソフトウェアに負担をかけずに急減速を行う制動方法を提供する。【解決手段】 減速指令により一旦インバータ周波数指令を下げて回転中の誘導電動機のすべりを発電側の負符号で大とし(S2)、直流母線電圧を監視しながら(S4、S5)母線電圧が設定電圧を越えたときのみ周波数指令を設定幅下げ(S10)、負荷側からの回生エネルギー全量が、電動機内の損失と等しくなる動作点の近傍を使いながら減速を行なう。母線電圧検出値と出力電流検出値により誘導電動機回転速度のすべりを判断し、小さければ(S3)、通常減速に戻し(S23)(S24)、直流制動DBを掛けて(S27)、モータを停止させ(S28)減速を終了する。これによって回生エネルギーがインバータ側へ流入することを防ぎ、直流母線電圧の上昇を抑制する。
請求項(抜粋):
インバータにより駆動する誘導電動機をインバータ出力周波数を制御することによって制動するインバータ駆動誘導電動機の制動方法において、減速に移る際に減速指令を受けると、出力周波数指令を所定の周波数にまで一旦下げ、次に直流母線電圧が減速指令を受ける直前の電圧より高く、インバータの過電圧レベルより低い値に設定した第1の電圧レベルに達したとき、インバータ出力周波数指令を第1の所定幅下げ、更に前記第1の電圧レベルより高く、またインバータ過電圧レベルより低い電圧値に第2の電圧レベルを設定し、その電圧に達したときは、出力周波数指令を第2の所定幅下げる動作を減速中繰り返し、回生エネルギーを電動機内で消費させることによりインバータ側への回生を抑制しながら電動機の減速を行うことを特徴とするインバータ駆動誘導電動機の制動方法。
IPC (2件):
H02P 3/18 101 ,  H02P 7/63 302
FI (2件):
H02P 3/18 101 D ,  H02P 7/63 302 R
Fターム (18件):
5H530AA03 ,  5H530CC24 ,  5H530CD32 ,  5H530CD34 ,  5H530CE16 ,  5H530DD03 ,  5H530DD13 ,  5H530EF04 ,  5H576DD04 ,  5H576EE11 ,  5H576FF04 ,  5H576FF05 ,  5H576GG04 ,  5H576HA02 ,  5H576HB01 ,  5H576LL22 ,  5H576LL24 ,  5H576MM02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-036866
  • 特開昭62-260572
  • インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-298333   出願人:株式会社日立製作所, 日立京葉エンジニアリング株式会社
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